ボクシングとキックボクシングのパンチについて。
当方、グローブ競技のパンチについて研究している者です。
ボクシングとキックを掛け持ちでやっています。
ボクシングジムとキックジムで教わったかんじでは、ジャブにはそこまで違いはないのですが、右ストレートがなんだか違う気がしました。
ボクシング的にはあごに当たるか当たらないかくらいで素速く戻すことで、自分の右アゴをガードするのと、相手のアゴや脳を鋭く揺らすみたいなことを言ってた気がします。
一方でキックジムではコーチもミットを打つとき、すぐ戻すのは同じですが、完全にブチ当てるかんじでした。わりと刑事もののようなぶっ飛ばすパンチのようでした。
フックに関しても、ボクシングでは予備動作は極力小さいコンパクトなパンチなのですが、キックでは右を出した後のように右肩を出した状態から、大きめの軌道でやや下からぶち込むかんじで教えてました。しかも肘をやや自分のほうに巻き込むようにと言ってたので、肘の角度が変わるのではないかと思いました。
総じてボクシングはいかに相手に悟られないようにコンパクトに強弱をつけて打つかで、キックはコンパクトというよりは蹴りもある間合いで多少大きめにぶちのめすように殴るといった印象を受けました。だとすると普通に考えて、いくら重心の置き方が違うといってもキックボクシングのパンチのほうが強く打てそうな気がするのですが、この認識は違うのでしょうか?
あとキックのパンチはどれも打った後、肩で自分のアゴを隠すというムエタイの考えを取り入れているので肩の入りやすいいいパンチになりやすいかんじがするのですが・・。
よくキックボクサーや空手家のパンチはボクサーのとは比べ物にならないといいますが、それは蹴りのような大技にばかり意識がいってて、パンチの練習をおろそかにしてる人が多いからではないでしょうか?現にキックジムでは5年以上やってて、ストレートはまあまあなのですが、フックが下手だったり、アッパーにいたっては、何だそりゃと思うような打ち方をする人も結構います。失礼ですが・・。
トップレベルだと、K1の大和哲也選手はパンチが恐ろしく強いので有名ですよね?
同じくらいの階級で彼ほどでないにしても、パンチが強いと言われてるファイターでも例えば、渡邉一久のような元プロボクサーに比べればまだまだ弱そうですよね。
ボクサーのパンチが強いというのは、パワーがあるということよりは、脳を揺らして倒すテクニックに優れているということで、パワーで打ち倒すという意味のパンチの強さではキックのほうが上なのでしょうか?
あるいはボクサーはパンチのコンビネーションで強弱や撹乱を交えて確実に倒すという意味での強さで、キックボクサーは空手の一撃必殺の考えも入っているため、一発の重さで強いということなのでしょうか?
下手くそな文章で申し訳ありませんが、詳しいかたにご教授お願いします。