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下手な英語でも理解する人としない人との違いについて
大学の研究で話し手が下手な英語で話しても理解してくれる人とそうでない人の差についてをテーマにリサーチしたいと思っています。自分の経験から、言語に精通している人文系の先生や、第一言語以外の言語を話せる人、外国人と話す機会の多い人などがすぐに理解してくれる様です。ですが、文献を調べても外国人とわかると相手の話を聞こうとしないなど、外国人に対しての態度の研究が何件かヒットするだけで、元々望んでいる下手な言語に対する理解力の差の研究にヒットしません。言語理解力に対しての脳の違いなど、その他なんでも手助けになる研究や、検索方法など紹介していただければ助かります。また、リサーチ方法などももしご提案があれば教えてください。よろしくお願いします。
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元海運関係です。 まず自分の経験として、 私の下手な英語でも聞いて理解してくれるのは、ドイツ人、 私の下手な英語を聞いてくれるが、むこうからしゃべりかけてくる時はマシンガントークなのは、デンマーク人(これは「自分は英語が堪能だ」というある種のマウントが入っていると思います)、 私の下手な英語をほとんど聞こうともしないのは、アメリカ人です。 (向こうがべらべらとしゃべりかけて来て、こちらがちょっとでも答えにもたつくと、「ハッ」と言ってもう相手にしないのがアメリカ人です。ちなみに南部フロリダのアメリカ人でした。北部ではまた反応が違うかもです) 「英語」ということですが、こと英語に関しては、どうしても「人種差別意識」という問題について、避けて通れなくなるし、無視すれば発表で突っ込まれると思います。もっと言えば、フランス人は自分が英語ペラペラでもフランス語がわからない外国人を軽蔑して相手にしないし(不思議なことにドイツ人とドイツ語ではそんなことにはならないです)、非ネイティブであるフィリピン人だと、今度は自分にお金をくれる相手とそうでない相手で違いますし・・・ 英語はそもそも西洋人が使う言葉です。「話し手が下手な英語で話しても理解してくれる人とそうでない人の差」「脳機能」では済まない話になると思います。人種差別意識がからむと、もはや言語の問題では済まないです。仮に東洋人が英語ペラペラでも、それだけでは容易にひっくり返せない人種差別に、どうしてもぶち当たります。 純粋なテーマで取り扱うのはすごく難しいです。「英会話のかみ合わなさから気づいた人種差別の重さ」の方がいいんじゃないかな・・・と思います。あ、この子はこのテーマに取り組むに当たって実際に外人と話したんだな、と教官も気づくと思います。(実際に外人と話すことなしにこのようなテーマはできないですから)
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- Reynella
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「外国人に対しての態度の研究が何件かヒットするだけで」 これはまぁそうなるでしょうね。私も移民の多いオーストラリアなら何かあるかと調べてみましたが、「下手な言語に対する理解力の差の研究」は見当たりません。 私はオーストラリアに長く住んでいるので、自分の決して上手くはない英語に対し非常によく理解してくれる人と、そうでない人を、どちらも数多く知っています。で、その原因は圧倒的に本人の思想や心理によるものであって、言語理解能力も含めた知的能力や教養の差などの影響はごく小さいと痛感しています。おそらく、第二言語以下の言語を使って長く生活している人なら殆どの人が共感できるんじゃないでしょうか。 研究するにしても、まず「外国人に対する心理」が同等の人を集める必要があり、それは極めて困難でしょうし。「言語理解力に対しての脳の違い」の研究は山ほどありましたがご希望に近いものはなし。 テーマとしては手強そうですね。
お礼
- mekiyan
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お互いに理解してあげようという気持ちがあるかないかです。 海外生活長しで、現地のローカルTVで質問答の番組にも出ていて、現地語にはほぼ不自由なしなんですが、店に入って、外国人顔なので、頭から、「あなたは何語を喋っているのかさっぱり分かりません」とやられることもあります。そこで、近くに居た掃除のオバちゃんが、私が言った文章を、そのままその店員に言い伝えの会話が始まり。そこで、掃除のおばちゃんに向かって、アンタはどこで中国語をおぼえたの?なんかに。 実際に海外に行き言葉で苦労したお方は、聞いて理解してあげようという気持ちが大きいので、かなりブロークンな話かたでも、かなり込み入ったことでも通じます。
お礼