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[凄]という漢字の右側が[妻]の意
凄と言う字は右側に妻と書くのは何故ですか?左の冫は冷たいという意味らしいですね?古代中国は女社会だったのでしょうか?日本も天照皇大神、卑弥呼という女王がいましたね? 凄い(すごい) すご腕・凄腕(すごうで) 凄味(すごみ) 凄む(すごむ) 凄まじい(すさまじい) 凄惨(せいさん)
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>凄と言う字は右側に妻と書くのは何故ですか?左の冫は冷たいという意味らしいですね?古代中国は女社会だったのでしょうか?日本も天照皇大神、卑弥呼という女王がいましたね? 凄い(すごい) すご腕・凄腕(すごうで) 凄味(すごみ) 凄む(すごむ) 凄まじい(すさまじい) 凄惨(せいさん) ⇒以下のとおりお答えします。 漢字の字形・構成・用法を分類すると、次の6種類に分けられます。つまりそれは、象形・指事・形声・会意・転注・仮借の6つで、これを「六書」(りくしょ)といいます。 これらの6つのうち、「形声」(けいせい)とは、《類型的な意味を表す「意符」》と《音を表す「音符」》とを組み合わせて作られた文字のことを指します。例えば、「江」という字ですが、これは《意味は、偏(へん)のさんずいが表す「水」と関係があり、「工」と書く旁(つくり)で音〔こう〕を表わす要素》を組み合わせてできた文字である、ということです。したがって、「江」と「工」とは、音声上のつながりがあるだけで、意味上は何の関係もありません*。 *「江」=「大きい川」、「工」=「ものを作ること」。 そこで、お尋ねの「凄」という字ですが、これも形成文字の一つで、意味上は(偏のにすいが表す「雨足(の激しさ)」*と関係があり、「妻」と書く旁が音〔せい〕**を表しています。したがって、「凄」と「妻」は、音声上のつながりがあるだけで、意味上は何の関係もありません。 *漢和辞典によれば、「凄」は「雨足が揃って氷雨が降りしきるさま」を表しいるのだそうです。 **「妻」は、呉音では〔さい〕ですが、漢音では〔せい〕と読みます。 なお、「六書」の詳細については、 httpsja.wikipedia.org/wiki/ をご参照ください。