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飛騨の森林資源?
weblio辞書 元禄5年(1692年)7月、金森頼旹は飛騨の領地を召し上げられ出羽上山に転封となった。金森氏領地であった飛騨は天領となり、これは幕府が飛騨の豊かな山林資源や鉱物資源に目を付け、天領とするために金森氏を転封させたとも言われているが、転封の真の理由ははっきりしない。 海もなく江戸から遠く薪を運ぶこともできない飛騨で森林資源ってなんでしょう?
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飛騨の森林資源というのは飛騨杉をはじめとする建築用の木材です。飛騨杉は屋久杉、吉野杉、秋田杉などと並ぶ杉材の地域ブランドで、冬が長く寒さが厳しい山岳地帯でゆっくり生長するため木目が詰んでおり、一般的な杉材より強度が高いという特徴があります。 山から伐り出された材木は筏に組まれて飛騨川、木曽川(飛騨川は木曽川に合流します)を下り、名古屋の白鳥にあった幕府の御材木場で保管され、そこから船で江戸や大阪に運ばれました。神通川で富山の岩瀬港、庄川で高岡の伏木港に下り、西廻り航路で大阪、江戸へ運ぶルートもありました。 <参考> 飛騨杉 https://lohas-home.com/dom/2013/11/hida-sugi.html 白鳥の御材木場 http://horimachi.jp/akaibu/data/190129/12.pdf 読めばわかる! 神通川・富山城・松川・富岩運河の歴史 https://matsukawa-cruise.jp/reading/jinzugawa-toyamajyo-matsukawa-fuganunga/
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