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日本史って毎回変更しますがアレはなぜ?
最近日本の歴史が信じられなくなって困っています。 個人的におかしいと思った箇所を上げてみます。 ①日本神話は嘘っぽい、大袈裟に盛り過ぎている。 ②近年、皇室の歴史は大陸より古い!と言っている人がいますが、そんなに古い歴史があるなら中国よりも政治の活用や文明が開けているはずです。 (日本にも哲学書や人生訓の書物が中国と同じ時代に現れてきているはずです) これは個人的な考えですが、日本の歴史は陳腐なものに見えます。 中国の方が文明が途絶えたり王朝が失くなってしまったりしていますが、日本と比べて数千年以上古く思えます。 なので、歴史というのは確固たる存在なので変更したり変わったりするのはおかしいような気がします。
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①神話は史実ではないので、「大げさに話を盛る」ものです。これは日本の神話に限ったことではなく、ギリシャ神話なども同様です。南半球のマオリの神話では神様が海の中からニュージーランドを釣り上げた釣り針が勢い余って天空に昇ったのがさそり座だそうですが、これに比べたら日本の国産み神話は可愛いものかもしれません。 ②>近年、皇室の歴史は大陸より古い! 皇室の何が大陸の何より古いかをはっきりさせないと話が噛み合いません。皇室の始まりと中国の王朝の始まりの年代比較だとすれば、少なくとも実証的な歴史学の研究者でそのような主張をしている人は知りません。戦前の日本でさえ1940年に紀元二千六百年の式典を行っているということは、神武天皇の即位が紀元前660年だと主張していることであり、中国の殷や周の時代の始まりよりは新しいことになります。 もちろん、(初代の天皇は誰かという問題とは別としても)天皇家が続いてきた期間が中国のどの王朝の継続期間よりも長いということであれば、それはその通りです。ただし日本の天皇と中国の皇帝とがそれぞれ日本と中国で果たしてきた歴史的な役割は違い、後の時代になればなるほど異なっていますので、この比較にどれだけの意味があるかは別途検討が必要です。 歴史学の研究が年々進んで、新しい史料が発見されたり、遺跡の発掘で新しい知見が加わったりすることにより、また新しい解釈に合理性が広く認識されたりすることによって、歴史に関する教科書などの記述は変わることがあります。ただしこれは「歴史が変わった」のではなく「歴史の細部がより鮮明にわかってきた」ということです。歴史的なできごとそのものは一度起きたことが、あとで変わってしまうものではありません。
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- oska2
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>日本史って毎回変更しますがアレはなぜ? 基本的に、文科省は「古事記・日本書紀に準じない情報は偽情報」と看做しています。 古事記・日本書紀を信じないと、天皇制の根拠も無くなりますからね。 終戦末期、日本軍とは無関係の地方都市にも無差爆撃。 広島・長崎に原爆投下。 それでも、ポツダム宣言は受諾しなかったのは何故か? 連合国から「国体維持=天皇制維持の確約」が、無かったからです。 多くの国民の命が失われても、国体維持に全力を尽くしたのです。 「原爆投下は、次は京都・東京だ」 「国体維持は、日本国民が決める事だ」 との連合国からの回答で、昭和天皇がしぶしぶ敗戦を決めたのです。 「堪えがたくを堪え。忍び難くを忍び」 立憲君主制だから云々は、天皇に戦争責任を負わせない為の言葉。 公開されたアメリカの公文書では、広島と同時に京都目標になっていましたよ。 「既に爆撃された広島よりも爆撃を受けていない京都の方が、原爆実験に相応しい」 アメリカ軍部の要請に対して、大統領は「京都はダメだ。弱った日本人が徹底的に攻撃する体制に変わる」と政府見解を述べた様です。 戦後、昭和天皇は「朕は人間だ。しかし、天照大神の子孫だ」と崩御するまで主張しています。 一度も「国民の総意を確認していない」ので、文科省は頑張っているのです。 ※憲法で、天皇の地位は国民の総意に基づくと書いていますよね。 ただ、平成・令和の時代になって徐々に天皇家についての科学的調査が始まりました。 古代の歴代大王から天武天皇(天皇と名乗ったのは、天武が最初)までの歴史が明らかになるまでは歴史は徐々に変わります。 仁徳天皇陵は、大仙古墳(伝仁徳天皇陵) 大化の改新は、乙巳の変。 聖徳太子は、厩戸皇子。 大和朝廷は、ヤマト政権。 今でも、歴史の変更中!
- SPROCKETER
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日本は明治以降、歴史の改竄が多く行われて来た国です。明治維新を起こした連中が自分たちに都合が良いように歴史解釈を変えたからです。同じような事は戦前にも、戦時中にも、戦後にもおこなわれ、歴史改竄が日本の歴史になってしまっています。歴史上の事件が政権が変わるたびに教科書の内容が書き換えられる例が多いです。日本の神話も明治維新の頃に書き換えられているという指摘もあります。日本の歴史が信用出来ないのは昔からで、今に始まった事ではありません。私が小学生の頃の教科書は先生が読まなくなったほど、歴史上の人物の削除や改竄が多かった時代でした。御都合主義で歴史が書き換えられる国だと考えた方が良いです。今の教科書の内容も同じで、後世になると、「昔の教科書は気違いが書いていた。」と糾弾される内容であるのは間違いないです。そのぐらい信用に値しない教科書が書かれている国です。
- okok456
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天皇は第2次大戦後まで現人神でしたね。 ①日本だけでなく他の地域の神話にも竜や精霊が出てきますね。 旧約聖書ではモーゼの海を割りヘブライ人を導いています。 ②日本の哲学、人生訓は儒教、仏教など大陸から学んだものですね。 西欧もしかりで極東から伝わった聖書が基礎でしょう。 四大文明(メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国文明)などが世界の文明の基礎なのでしょう。 歴史は所説ありです。 昔は征服、権力を持つ人達にが都合の良いように歴史を書き換えらることが多かったようです。 近年は新たな史実が発見され書き換えられることがあります。 ローマ皇帝ネロは「暴君ネロ」と言われてきましたが、皇帝ネロ後元老院貴族が暴君と仕立て上げたことが分かったようです。 「ローマ皇帝ネロを「暴君」にした元老院貴族とキリスト教徒」 https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=1864#:~:text=%E3%83%8D%E3%83%AD%E3%82%92%E6%9A%B4%E5%90%9B%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B3,%E4%BD%99%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AB%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82 鎌倉幕府成立は1192年と言われていましたが1185年に https://www.asahi.com/edu/student/kyoukashow/TKY200802270241.html 分からないこと研究したり、新たな事実を探し出したりするのが研究者、学者です。 邪馬台国はどこにあったのか?「近畿説」「九州説」?
- FattyBear
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”歴史というのは確固たる存在なので変更したり変わったりするのはおかしい” ことはありません。 歴史に限らず厳然たる真実と思われていた情報がくつがえることが多々 あります。当時真実と思われていた内容が新しい資料や実験や新技術の 開発などで正しい(現在正しいと思われる)情報にアップデートされる ことが最近多い気がします。 例として昔の間違った常識 「一日の卵の摂取は1個まで」「乳児の日光浴はメリットばかり」 「発熱時には汗をかいて解熱させる」「風邪のときは熱が無くとも入浴は厳禁」など。 今の常識とは異なります。もし、過去に戻ってそんな事を言おう ものなら「何をバカなことを!ちゃんと根拠もあります!」と叱られ そう。でも、根拠そのものも、ある程度は流動的ではあるかも。
- jack-a3
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神話は神話です。史実ではないかも知れませんが、そのような物語が作られて国の正式な資料として残っているという事実が重要なのです。 どうしてそのような神話が作られたのか、その物語はどのような時代背景や民族的風習や生活があったのか、またそれを国家事業として資料化したのにはどのような意味があるのか、などを探求するにはとても興味深い資料です。 例えば天孫降臨というのは、大国主命が治めていた国である豊葦原水穂国を、高天原に住む天照大神の使い達に譲ったと書かれてますが、実際には天照大神の部下達が大国主命の領地に攻め入った侵略戦争があったのだろうと考えられてます。領地を「奪い取った」と書くと印象が悪いので領地を「譲られた」と書いてる、というワケです。 国を譲った大国主命は「私は幽界に隠れましょう」と言って自発的に隠居したと書かれてますが、これは当然天照大神の陣営によって殺されたことを示している。こういった読み解きが面白いのです。 また建国神話というものは世界の各国にいろいろ存在します。それらの共通点や違いを調べるのも面白いです。 次。 「皇室の歴史は大陸より古い」ということは「日本の歴史は大陸の歴史より古い」を意味しません。両者はまったく別のことです。 前者はあくまで「天皇を支配者とする王朝は大陸のどの王朝よりも長く継続している」ということを言っているだけで、それは実際事実です。なので国際的なセレモニーに天皇が参加すると天皇の扱いは世界中のどの国よりも丁重に扱われます。 最後に。 歴史学というのは、過去にあった出来事に対し、残された書物や遺物などから事実を検証するとともに、その事実が当時どのような意味を持っていたのかを考察する学問です。 数学のように定理や公理があるようなものじゃないので、新しい資料が発見されたり、学問界隈の中での分類方法が変わったりすると、それに合わせて定義がコロコロ変わります。十七条憲法を制定したのは聖徳太子じゃなかったとか、厩戸王と記述すべきだとか。鎌倉幕府が始まった年も変わりましたね。 質問者さんの言う「確固たる歴史」ってのを作り上げてる途中なのです。
- eroero4649
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1 神話つうのはそういうものです。貴殿はギリシャには12人の神様がいて、モーセが海を割ったのは事実だと思うのですか。 ガネーシャっていうインドの神様がいます。頭が象で体が人間の神様です。どこかで見たことあるでしょ。あの神様はお父さんに首チョンパされて、代わりに象の頭を乗っけたからあの姿になったんですけど、まさか貴殿はその神話を事実に基づいた話と信じるわけではありますまい。 2 近年日本史がクルクル変わるのは、新事実の発見が相次いでいるからです。 また昭和の頃の日本史学界は権威主義で、偉い先生がいえばそれが正しいとされてきました。けれど平成初期に遺跡捏造事件というのが起きて、それをきっかけに「権威によるものではなく、考古学的発見などの事実に基づいて研究するべきだ」という、考えてみれば学問として本来あるべき形になったのです。 吉野ケ里遺跡の発見をきっかけに、三内丸山遺跡の発見など、特に古代史においては平成の30年間の間に新発見が相次いだので非常にホットな状況になっていますね。
- mekiyan
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①神話は、物語です。当然、大げさに持っているところもあります。 ②日本の皇室は、世界で一番長く続いているのは事実。2番目に長いのは700年ちょっとの継続。中国の王朝に至っては、滅びては、新しい皇室が生まれるを繰り返しています。
日本の歴史は多くの研究者や歴史家によって議論されており、さまざまな視点から捉えられています。 日本神話 日本神話は、日本の神々や神話的な出来事を伝える物語です。 これは口承文化として伝えられ、神話の中には大袈裟に盛り上 げられた要素も含まれています。 現代の歴史学では、神話と歴史的事実を厳密に区別して考えるこ とが一般的です。神話は文化的背景や信仰の一部として理解され ています。 皇室の歴史: 皇室の歴史は、日本の政治や文化に深く関連しています。 日本の皇室は古代から続いており、日本の歴史において重要な 役割を果たしてきました。 中国の歴史と比較すると、日本の歴史は独自の発展を遂げてきま した。政治や文明の活用については、両国が異なる文化的背景を 持っていることを考慮する必要があります。 歴史の変遷: 歴史は確固たる存在である一方で、研究や新たな発見によって 見方が変わることもあります。歴史は常に再評価され、新たな 視点から見直されています。 中国と日本の歴史は異なる経緯を辿ってきましたが、それぞれの文化や社会的背景を尊重しながら、歴史を理解することが大切です。 総括すると、歴史は多面的で複雑なものであり、個人的な視点によって異なる評価がされています。