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なぜCTの1次側と2次側の導通確認をテスターでやるのが無意味なのか
- CTの1次側と2次側が導通しているのはアース間で回り込んでいるためであり、実際に電気が流れているわけではない。
- CTはトランスと同じ仕込みで2つの切り離されたコイルで変流しているため、混触はあり得ない。
- PTもCTと同様に1次側と2次側が繋がっておらず、導通確認は不要であると言える。
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>1次側と2次側の導通を調べていたらバカタレと怒られてしまいました。 ↑ 決して馬鹿垂れではねいです。 わからないことを調べる態度は大事なことですね。 通常であれば、トランスなので「導通は無い」はずのものが有った。 これは「発見」とおもいます。 次のステップは 「何故、導通があったのか」と追及するのですが、あなたの先生は一括して、「接地が就いてからやろ」と決めつけています。 何の解決にもなっていないですね。 ただ、授業の本流がそのことではないので先生は「はしょりたかった」のかもしれません。 でも、技術者としての態度としては見習ってはいけません。世の中には追及して別の発見をする場合もあるからです。 >接地を外した状態ではCTの1次側と2次側は導通になっていたら壊れているということでしょうか? CT(変流器)単体で計った場合に、1次側と2次側は導通になっていたら壊れている(絶縁破壊)と考えていいと思います。 そのまま使うと感電することもあり、「危険」です。 総じて、あなたの行動と考えは正しいと思います。 蛇足ですが、CT(変流器)の原理はご存じですね。 念のためにURLを添付します。 ↓ https://denginoheya.com/encyclopedia/transformer/ct/ https://elec-tech.info/current-transformer/ 見た目はトランスの「昇圧器」と同じような構造ですよね。
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- N5200model05
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状況がよくわかりませんが、CT単体ではなく、組み付けられた状態で、安全のため、もしくは回路上、1次側2次側ともに接地等施されたものをテスターで当たったということでしょうか。 だとすると、おっしゃるとおり回り込んでしまうので導通していて当然で、当たる意味がないというのは確かです。 安全上の接地をはずしても、トランスの中性点や1相が接地されていれば結局同じ(変圧器の抵抗位はありますが)ですし、それが正常か異常かは回路をちゃんと確認しないとわかりません。 例えば、配線上も作業上も接地されていないなど回り込みがないことを確認してから、あるいは2次側の配線を2つとも外し、短絡した上で、一次側との絶縁抵抗を確認する前に、接地との遮断を確認する意味でテスターで当たる、などでしたら意味がありますが、とりあえずテスターで当たってから、導通していた時にそれが正常か異常かを考えるようだと、確かに何を確認しているのかわからないところはあります。 おっしゃるとおり、CT単体であれば一般に十分な耐電圧で絶縁されているものなので、1次側と2次側とが導通しているなど論外ですが、絶縁を確認するならテスターでは不十分ですし、組み付けられた状態では確認自体が大変なので、親方?が意味がない、と言ったのはそういう意味かも知れません。ただ、本当にそういう理由なのか確認する必要はありますので、よく確認されるといいと思います。
- ohkawa3
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回答(2)です。前の回答で次のように記載したのは、表現が不適切でした。 >一次巻線を二次巻線間の絶縁が確保されていることを確認するのは、・・・・テスターという手段で確認するのはバカタレです。 次のように訂正したいと思います。 >一次巻線を二次巻線間の絶縁が確保されていることを確認するために、耐電圧試験を実施するための準備段階として、テスターで導通を確認することは、高電圧を扱う耐電圧試験の危険を回避するために有効な情報を得られる手順と思います。
- ohkawa3
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JIS C1731-1( 計器用変成器-第1部:変流器)を紐解くと、 一次巻線を二次巻線及び外箱一括間の耐電圧試験が規定されています。 一次巻線を二次巻線間の絶縁を確保することは、計器用変流器の必須事項です。6.6kV回路用の変流器の場合、商用交流の試験電圧は、一般的に22kVに設定されています。 という訳で、一次巻線を二次巻線間の絶縁が確保されていることを確認するのは、決してバカタレではありませんが、テスターという手段で確認するのはバカタレです。AC22kVを加えて確認すべきところを、DC3V程度で確認しても所要の確認には程遠い行為です。 VT(計器用変圧器)でも同様です。
お礼