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錯体化学

以下の問題は、どうやって解けばいいのでしょうか? 0.001MのCd-EDTA錯体CdY2-をpH4の溶液に溶解した時のCd2+のモル濃度はいくらになりますか?但し、pH4におけるEDTAのY4-の割合(モル分率)はα=3.6×10のマイナス9乗で、Cd-EDTAの錯体生成定数はK=2.9×10の16乗です。 この場合のモル分率は、CdY2-、Cd2+、Y4-の中のモル分率でしょうか?それとも、5種類のEDTAの解離状態の中におけるモル分率でしょうか?

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  • rei00
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回答No.1

  回答が付かないようですので,ヒントだけ。 まづ,Cd-EDTA 錯体(CaY2-)の初期濃度を [CdY2-]0 = 0.001 M とします。 このものは,平衡によって Cd2+ と Y4- を生じます。   CdY2- ⇔ Cd2+ + Y4- 平衡定数は錯体生成定数の逆数で, 1/K = [Cd2+][Y4-]/[CdY2-] (1) Cd2+ と Y4- は等量生じ,Y4- は平衡によって YH(3-), YH2(2-), YH3(-), YH4 を生じますから,EDTA のト-タル量を [Y4-]t とすると, [Cd2+] = [Y4-]t (2) 系内に残っている CdY2- は平衡で解離していない分ですから, [CdY2-] = [CdY2-]0 - [Cd2+] (3) Y4- のモル分率(5種類のEDTAの解離状態の中におけるモル分率です)がαですから, [Y4-] = α[Y4-]t (4) 後は,(1)から(4)を解いてやれば求まるはずです。  

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