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水溶性樹脂は、粉末状態か、水に溶解した状態を指すか
「水溶性樹脂」という言葉は、「粉末の状態(水に溶解していない状態)の樹脂」を指すのか、「水に溶解させた状態の樹脂」を指すのか、どちらでしょうか? 一般に、「粉末の状態(水に溶解していない状態)にある水溶性樹脂」を取り扱うのは、水溶性樹脂を製造する製造メーカーだけと思います。 また一般に、舗装、塗装などの建築業者が、メーカー又は卸業者から購入する「水溶性樹脂」は、「水に溶解させた状態の樹脂」だけです。
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言葉の話で言うなら“水溶性”という言葉は物体が水に溶けるという『性質』を示すものであって、個体か粉末か液体か、というような『状態』を定義するものではありません。 なので「粉末の状態(水に溶解していない状態)の樹脂」「水に溶解させた状態の樹脂」どちらにも使用する事ができますし、その言葉からだけでは区別不能です。
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- moritaroh
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水に溶けた状態でも、固体(粉末も含む)の状態でも、どちらも水溶性樹脂であることに変わりはありません。 ただし、ご指摘のように、製造メーカーや研究機関でなければ、粉末など固体での入手はできないと思われます。 私は化学に詳しいわけではないので、あくまでも推論ですが、理由は、水溶性樹脂の安定性の問題ではないでしょうか。 水に溶ける…ということは、湿気に当たるとゲル化してしまうなど形状の変化が起きると思われます。用途として、塗料の増粘剤に利用されるくらいですから、ゲル化した状態がもっとも安定しているのかもしれませんね。 懸念するのは、粉塵のまま吸入してしまった場合、体内で一時的であれゲル化してしまう…といったことも考えられるように思います。大量の水分があれば流されるとも思いますが、微細な粒子なら一層のこと危険でしょう。 逆に、一旦、水に溶けたあと、乾燥することで分子の結合状態が変わるなどし、固体として安定する…という性質もあるのかもしれません。 繰り返しますが、あくまでも推論です。 製造メーカー等に問い合わせるなどで、もっと詳しく専門的なことが分かると思います。
お礼