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ChineseやJapaneseの-eseにはかつては軽蔑のニュアンスが?
ChineseやJapaneseなどのように固有名詞について言語や住人を表す接尾語-eseにはかつて(今も?)は軽蔑のニュアンスがあったのでしょうか?『英語語源辞典』(研究社、1997)によれば、独特の作風をもつ作家名について「...風の、...特有の文体[用語]の場合には「しばしば軽蔑・非難のニュアンスを含む」とありますが。
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noname#118466
回答No.1
-eseはラテン語起源で-ensisが元の形のようです。 ラテン語により近いスペイン語では-enseとなり次のように使われ軽蔑の意味はありません。(英語でも第一義では同じであり軽蔑の意味はないでしょう) 合衆国人(アメリカ人)Estadounidense コスタリカ人 Costarricense, アラゴン州(スペイン)の人。 第二義の作家名につけ「xxx風の」は、その作家を誰がどのように評価しているかによって変わってくると思いますが、辞典にもあるように「独特の文体を持つ作家に冠して」ですから、その作家がもともと文学界で高くは評価されていないのでしょう。journaleseという場合、ジャーナリストの文章は文学者からみれば、破格の 文章や新語、造語、外来語を多用するので、新聞調といわれ、若干軽蔑の意味があるかと思います。しかし、うまい文章、特に分かりやすい文章、短い文章は新聞記事を真似ろともいわれるので一概に軽蔑ということにはならないと思います。数学用語ではないので答えはひとつではないでしょうね。
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ありがとうございました。よくわかりました。