- ベストアンサー
【お茶】昔のお茶は現代の茶色ではなく白色だったそう
【お茶】昔のお茶は現代の茶色ではなく白色だったそうですが、なぜお茶葉で入れたお茶が白かったのですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
昔のお茶の色が白かったことは一度もありません。 今も昔も茶の色は茶色か薄い黄緑色です。 どこで「昔のお茶は白色だった」とご覧になりました? それに「昔の」とはいつの時代ですか? そもそも「白い」とはどのような意味ですか?中国茶の一種、白茶のように色が淡いこと?それともミルクや豆乳のように不透明な白い色? さらに、現代の「日本茶」であれば、ほうじ茶や番茶でない限り、薄い黄緑色をしているはずです。日本茶のことを緑茶ともいうではありませんか。 ではなぜ、茶の色で茶色、土のような枯葉のような色を指すか?というと、「茶色」という言葉が定着した平安時代の茶は茶色だったからと言われています。 お茶といえば“緑色”。なのに、なんで“茶色”っていうの?「チコちゃんに叱られる!」2021年8月13日放送より(ステラnet) https://steranet.jp/articles/-/792 こちらのサイトには当時の茶を再現した茶の画像などもありますので是非ご覧ください。 そしてもう一つ、抹茶に関して現代では白製法、青製法という言葉があります。 お茶に纏わるモノ・コト・道具vol.8 「白」と「昔」(コラム孫右エ門) https://www.magouemon.com/column/monokoto/28/ 特に戦国時代から江戸時代初期には「白い茶が良い」というような言葉が出てきます。 Wikipediaの抹茶の項目にもありますね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%B9%E8%8C%B6#%E3%80%8C%E6%98%94%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E7%99%BD%E3%80%8D >白という表現は、江戸幕府三代将軍徳川家光の時代に見られ、当時の大名茶人が盛んに「茶を白く」と宇治茶師に求めたことがきっかけといわれる。当時の「白く」という表現が何を意味していたかは不明である。古田織部は青茶を、小堀遠州は白い茶を好んだという記録が遺されている。宇治では、白と青の違いは茶葉の蒸し加減によるとされている。おそらくは、嗜好の移り変わりを示すものと考えられる。 質問者さんがご覧になった茶と白という単語の結びつきは、もしかするとこのあたりかもしれません。 ですが、これらの「茶を白く」は、「お茶の色が白かった」ことを指していたわけではありません。 現代でも抹茶の銘柄には「~の白」という名前となってよく残っています。 一例:丸久小山園の抹茶の商品一覧 https://www.marukyu-koyamaen.co.jp/motoan-shop/products/catalog/matcha/ しかしこの「白」は「製法の違い」を意味しています。抹茶の色が白いわけではありません。白製法の抹茶も点てるとたいへん鮮やかな抹茶色、つまり緑色になります。 なお丸久小山園は、伝統の茶づくりを重んじながら近代的なアプローチも取り入れるなど王道と新規性のバランスを取っている老舗ですのでご紹介してみました。 そういうわけで、「茶の色が白かった」ことは一度もありません。 何をご覧になって「昔のお茶は白かった」と主張するのか、ソースを示していただきたい。
その他の回答 (2)
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6877/20339)
似たような質問に回答しましたが 現在の緑茶ではなく 昔のお茶は いろいろな色があって 緑色ではないものを石うすで微粉末にしたものをお湯に溶かすと 白濁した液体になったものを指しています。
- yuzupon37
- ベストアンサー率40% (4/10)
昔のお茶は白色だったとは知りませんでした。 おそらく、お茶の成分であるカフェインとタンニンが冷やされることによって結合し、白く濁ったのでは? それしか思いつきません。
お礼
みんなありがとうございます