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男女、雌雄、オスメスの順序

男女、オスメスは男が前で、雌雄は女が前なのはなぜですか?

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  • staratras
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回答No.2

「雌雄」(めすとおす)だけでなく「雄雌」(おすとめす)という言葉もあり、漢和辞典に載っています。 ただ、現在の日本ではほとんど雌雄しか見かけないとすれば、「雌雄を決する」(勝敗・優劣を決める)という「史記」(項羽記)に登場する有名な表現の一部となっているからでしょう。というより「雌雄」が「雌雄を決する」という表現以外で使われている例はほとんど見かけません。 現代の日本語では普通、両親のことを「父母」(ちちはは・ふぼ)とは言いますが、古代には「母父(おもちち)」という言葉があり、万葉集にも多数登場します。文字通り、母と父、つまり両親のことです。母が先なのは、母系制社会の名残り、具体的に言えば当時は子どもと母親との関係の方が父親との関係よりずっと濃密であったからだと考えられます。 現代の私たちが「男→女」の順があたりまえであると思い込んでいる言葉も、昔からずっとそうだったは限らなかったということは、心に留めておくべきだろうと思います。

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  • D-Gabacho
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回答No.4

雌・雄の漢字は、鳥を意味する「隹」がついているように、もとはめんどり・おんどりを表す文字です。おそらく、たまごを産むめんどりのほうが有用性が高いので雌のほうを先にする雌雄が熟語となっているのだと思います。 ちなみに牛や羊など獣畜のメスとオスを表す漢字の牝牡(ヒンボ)という熟語もあり、やはりメスが先です。乳が出る分、有用性が高いからかもしれません。 人間に関して男が先の男女となっているのは、男性優位の社会を反映しているのだと思います。動物に関してオスを先にしてオスメスというのもその影響でしょう。 コトバンク 雌(漢字) https://kotobank.jp/word/%E9%9B%8C%28%E6%BC%A2%E5%AD%97%29-2787252 コトバンク 雄(漢字) https://kotobank.jp/word/%E9%9B%84%28%E6%BC%A2%E5%AD%97%29-2790847 コトバンク 牝牡 https://kotobank.jp/word/%E7%89%9D%E7%89%A1-614804

  • staratras
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回答No.3

No.2の誤記の訂正です。 誤:「史記」(項羽記) 正:「史記」(項羽本紀) 誤:昔からずっとそうだったは限らなかった 正:昔からずっとそうだったとは限らなかった

回答No.1

男女、オスメスの順序がどちらが前かについては、文化や言語によって異なる場合がありますが、一般的には次のような理由から男性を先に挙げる傾向があります。 まず、男性が社会的に優位な地位を占めることが多かった歴史的な背景があります。例えば、古代のローマやギリシャでは男性が政治や社会生活の中心にいたため、それが言語や文化に反映されて男性を先に挙げる傾向が生まれました。 また、言語的にも男性を先に挙げることが容易であるという理由もあります。例えば、英語では男性名詞の形が女性名詞よりも単純であるため、男性名詞を先に挙げることが簡単であるとされています。 一方、雌雄に関しては、女性を先に挙げることが一般的です。これは、生物学的にはメスがオスよりも繁殖に重要な役割を持っているため、メスを先に挙げることが適切だと考えられているためです。ただし、文化や言語によっては逆の順序で表現する場合もあります。

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