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何故、政府と中央銀行は別枠扱いなのか
政府には〇〇省と言った感じで役割によって区分けされていますが、それとは別に中央銀行というものがあります。 そしてよく教科書などでは、政府と中央銀行は別々の組織として表されたりします。 政府の〇〇省と同じく、中央銀行も、例えば、中央銀行省などといった感じの同じ政府の組織の枠内ではないのは、ナニカ意味があるのですか? (例えば、政府とは別々にしたほうが仕事がし易いなど) それとも成り行き的にそうなっただけで、特に意味はなかったりしますか?
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中央銀行の役割(参)が、政治によって左右されるとしたらと考えるといくつか答えが浮かぶと思います。 参)nikkei4946.com:中央銀行の役割を知る https://www.nikkei4946.com/knowledgebank/visual/detail.aspx?value=215
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- fujic-1990
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政府と中央銀行が別組織なのは、通貨発行に関する政府の暴走を防ぐこと、簡単に言えば「インフレを防ぐ」ためです。 政府としては苦労して税金をかき集める(国民の不満が高まる)よりは、勝手に、好きなだけ紙幣を印刷して発行したくなります。 それを許すとインフレになります。 そうならないために、政府から独立した形で別な観点から政府の動きを「牽制する組織」が必要だと考えられたのです。 中央銀行省とかいうことになると、政府(最高組織は内閣)の1組織ということになります。 内閣は連帯責任です(憲66条③)ので内閣の意向に反したこと、政府を牽制するようなことは言えないので、中央銀行は内閣が支配する組織の中には置けないのです。 とは言え、国家の組織ですので完全に政府の外というわけにはいかず、政府が日銀総裁を指名し国会が承認することになっています。 独立組織としては不完全な制度ではありますが、神ならぬ人間のやることですから、この程度で我慢するしかない、という状態です。
- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 >中央銀行も、例えば、中央銀行省などといった感じの同じ政府の組織の枠内ではないのは、ナニカ意味があるのですか? ⇒はい。ネットで調べた文献によりますと、中央銀行が独立組織になっているのは、それなりの意味と必要があるのだそうです。 ネット検索で幾つか見ましたが、最もよく説明されているのは、中央銀行 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E9%8A%80%E8%A1%8C だと思いました。 一部引用しておきます。 《中央銀行は政府から独立しており、金融に関して独自の判断をするという位置づけを与えられている。政府から独立した存在であることが求められるのは、政府が通貨価値の保持を怠り、目先の諸問題に対応することを避けるためである(…) もし、中央銀行に政府の要求を断る力が無ければ、最終的にインフレとそれに伴う資産の再分配(インフレリスク)及び潜在成長力を損なう可能性がある。このため、中央銀行は政府から独立する必要が有り、政府の要求如何に関わらず、通貨価値を保持することが求められる(通貨の番人)。 政府のインフレバイアスに対する中央銀行の独立性が低かったり、中央銀行がインフレ抑制に積極的でなかったりする国の通貨は信認され難い。》 引用以外にもいろいろ詳しい説明がありますので、詳細は上記のサイトをご覧ください。
お礼
ありがとうございます つまり三権分立のように権力を集中させたらいけないということですかね それでも国債や税金の管理というのは政府が主導権を握っているような気がするんですが…、(ルールから外れて横領しないようにということなんでしょうか)