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プロ野球のオーナーの考え方について
素人目に見ても、堀江社長や楽天の社長に球団を売ったほうが、オーナー側も、球団側も、選手側も、ファンも、全部納得といくはずなんですが、何故、堀江社長に球団を売るのを認めなかったのですか???皆、昔かたぎの人で若いポットでの社長だから許さないみたいな感じなんでしょうか???例えば、伊勢丹の社長とか、伊藤忠の社長とかならおっけーだったのでしょうか???何か、もっと納得のいく理由があるのでしょうか?誰か、球界の裏事情に詳しいかたお願いします。
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1,近鉄が球界から100%撤退はしたくなかった 合併ということは、何割かは近鉄側も経営に携わることが出来ますので、売却や譲渡でのプロ野球界撤退はしたくなかった。 2,10球団1リーグにしたかった 堤オーナーが7月頃に発言した「もう1つの合併もありうる」ということから、パリーグを4球団まで絞り、セリーグと合併しようとしていたようです。結局このもう1組の合併は現在出来ていないわけですが、パリーグはみんなそろってダイエーの「どこかとの」合併を待っていました。 だから、近鉄が合併しないとダイエーの合併も意味を成さなくなるため、近鉄の合併凍結、売却はまずいわけです。 3,近鉄の売却先の問題 ライブドアに限らず、近鉄は[1]の理由により売却・撤退は考えていないので、伊勢丹とか伊藤忠が身請けしても売らないと思います。 また、近鉄は数年前から経営難打開策として球団名売却や金融会社とのスポンサー契約など努力してきましたが、事実上「巨人(それも渡辺オーナー)」に断固反対されてきましたので、感情的な面からも今回の「合併」という近鉄側の最後の主張は譲れないんだと思います。 ということは、今回の合併は巨人が追い込んだのか、という見方も出来るわけで、では1リーグにしたいから追い込ませたとなるとものすごく壮大な策略と言えます。ダイエー小久保移籍もその策略の一部かもしれません。 ではなぜ1リーグにしたいのか、ということですが、それはやはりもう1回巨人中心の野球界にしたいからではないでしょうか? パリーグの衰退と、それの救済というのは1リーグ化の表向き理由で、現在セリーグの巨人の他5球団との対戦カードを縮小パリーグ4チームを足して計9チームの対戦カードとすると巨人戦の魅力は上がり、視聴率も回復が見込めます。他の9球団も「打倒巨人」がキャッチフレーズとなるでしょう。アンチ巨人も巨人の売り上げに貢献するわけです。6+6の合併をしないのは、セリーグ他5球団を説得するためです。 つまり今回の問題も根本は球界の経営者たちが「パリーグ」というコンテンツに行き詰まりを感じており、「巨人」というコンテンツに依存する従来の体質の延長です。 新参者を加えてパリーグというコンテンツの魅力を上げればいいのですが、近鉄とダイエーに合併を勧めさせた後ろめたさと、巨人戦というのどから手が出るほど欲しかったお宝に目がくらみ、思考が硬直しているのが現状です。 ということで、近鉄だけの理由ではなく、球界全体の理由により近鉄の売却はありえない、する気がない、ということです。
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- goof
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これは私の推測です。 1.読売(ナベツネさん)の考え 巨人戦を全国(福岡、札幌、千葉等が新たに追加される)で行い、巨人人気の一層の増大を図ると同時に読売新聞の拡販を全国的に行う一助とする。 巨人戦の視聴率が最近下がりつつあるので、ダイエイ、西部等との新鮮な対戦で、当面の視聴率の低下に歯止めをかける。 以上を実現するには1リーグにするか、5+5の2リーグで交流戦実施にするかです。なお5+5の2リーグの場合は巨人がパリーグに移った方が、全国レベルでの展開に一層寄与すると言うことです。 2.西部(堤さん)の考え 西部は球団発足以来、大変な経営努力、球団の強化を図り その目的は達成したが、球団の人気、又収益という点では思うように伸ばすことが出来ない。 もはや、現行の体制で遣り残したことは無い。どうしても1リーグにして、巨人と試合がやりたい。 3.オリックス(宮内さん)の考え 西部ほどの経営努力の積み重ねの実績は無いが、基本的には堤さんの考え方と同じ。又関西地区の球団として、阪神戦にも相当な期待をもっていると思われます。 3.他のパリーグ球団のオーナーの考え 基本的に巨人と試合をやれることなら大賛成。 以上のような背景から巨人以外のセリーグのオーナーには内緒で、巨人、西部、オリックスのオーナー間で相当前から、この話が進んでいたものと思われます。 多分他のパリーグのオーナーもこの動きに関与していた可能性があります。 ですから、新規参入球団があって、6+6になることは彼らにとって、当然承服しかねるものだと思います。 これからは私見ですが、今のセ、パ各6球団体制はもう限界に来ていると思います。新規参入球団があって、6+6が維持されたとしても、今までのやり方では問題を先送りにするだけです。 ここで相当な改革が必要です。 交流試合もその1案かも知れませんが、その他ここで大リーグの先例にも学び、可能な限りの将来に繋がる改革を実行していただきたいものです。
お礼
基本的に巨人と試合をやれることなら大賛成。 これが大きいみたいですね。というか、今回の件の最大の原因はこれみたいですね。 近鉄の身売り問題を期に、巨人とやれるシステムに変えたい。それに必死なんですね。 いやあ、これからどうなっちゃうんですかね
- popesyu
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これは売却の話なんですよね?? まず売却を認めなかったのは近鉄とLiveDoorの契約の話ですので、なぜ交渉が決裂してしまったかについては、直接の関係者以外誰にもわかりません。近鉄が出した条件の中にLiveDoorが絶対認められなかったものがあったのか、あるいはその逆なのか真相は闇の中。 ※但し、LiveDoorは条件をほぼ丸呑みするつもりがあったとも言う話です。 ちなみに売却する意思があったことは近鉄側も言っています。売却では条件に合うところが無かったのでオリックスとの合併になったというのが公表されている話です。 巨人はこの売買に関して言えば全く関係ありません。 近鉄がこんなトラブルも多い成金企業相手に売ると巨人から何らかの嫌がらせがあるかもしれないとの懸念をしたとかはあるかもしれませんが。 楽天はもっと関係ないでしょう。 少なくとも当初は他人事のような発言をしていましたので、近鉄から話があったかもしれませんが、購入には名乗りを上げてはいないかと。 伊勢丹や伊藤忠などの超メジャー企業に関して言えば、そもそも野球、特にパリーグには商品価値を感じないかと思います。知名度が十分にあったり、世界進出も果たしている大企業には今更投資する利点も殆どないでしょう。 それはバブルの後始末、経済の国際化、新規事業の分社化のため、連結決算が導入されたことで、敢えて赤字会社を抱えている旨味が無くなったことが大きいかと思います(これは近鉄が撤退する要因の一つでもあるでしょう)。 それでももしその手の企業、例えば(一時期参入に興味を示したこともある)サントリーとかが買収を申し出ていたらどうだったかと言うと、これは仮定の話ですからなんとも言えませんが、ひょっとしたらすんなりと売却していたかもしれません。まぁサントリーなら近鉄から売却の打診ぐらいはしたかもしれませんが、すんなりと断られたでしょう。きっとw 結局、他にどんな話があったかも(LiveDoor以外から話があったことは近鉄も認めていますが)よく分かっていませんから、近鉄が絶対に譲れない線というのがどこかにあってその線をLiveDoorでは突破することが出来なかったということぐらいしか分かりません。
お礼
なるほど、近鉄とライブドアの問題も分からないけれど何かあるわけですね。球団経営の投資価値がなくなるくらい、プロ野球はがたがたなんですね。選手の年俸が高すぎるのもあるかと思いました。
- kagep
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オーナーの一部が強硬に反対しているからだそうです。 それはオリックスです。 オリックスとしては是が非でも1リーグを実現したいらしく、 それが妨げられるような話は全て却下しているそうです。 だから、セリーグ側のとあるオーナーなどは、 ストでの減収分をオリックスに損賠請求したいぐらいだ、 とまで語っているそうです。 オリックスこそ、ぽっと出の街金融上がりのサラ金のクセに、 って感じですがね・・・(^^;
お礼
オリックスか。なるほど。渡辺オーナーは、訳の分からない人にやらせるわけにはいかない。といっていたが、オリックスのほうが、よっぽど、わけわかんないですよね。なるほど。いい情報ありがとうございます。
球団が6だと1リーグになれない。 1リーグで巨人とやりたい・・の一念。 縮小でないと困るわけです。一部の球団のエゴのみ?
お礼
ははあ、そっか、巨人とやりたい球団があって、一リーグにしたいから、拒んでいたのか。少し納得しました。ありがとうございます。
お礼
なるほど。素晴らしいお答えありがとうございます。 近鉄はどういう形でもいいから残りたいんですね。 6,6にすると交流試合がなくなり、巨人とやるうまみがなくなるというわけですか。 6.6でも大リーグみたいにセパ交流試合をやったり、後、今回のパリーグみたいに三位までのプレーオフ制をセにも導入してほしいですね。セリーグの火はもう消えました。