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楽天の球団保持の意図は?
- 楽天は本拠地の収容人数を増やす約束をしていましたが、計画通りには進んでいないようです。
- 広告スペースもまだ埋まっておらず、球場改修の進捗に疑問が残ります。
- 一方で選手補強は行われ、チームの順位もそこそこの位置にありますが、シリーズ開催には収容人数の要件があるため、問題が生じる可能性があります。
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とりあえずルール上10年は手放せませんし、供託金30億円をポイ捨てしても困らないと言えるほど楽天グループの経営は決して健全ではありません。 そもそも楽天は宮城にフランチャイズを置くことなど当初は微塵も考えていませんでした。なぜなら、フランチャイズになりそうな球場が安価に手に入る算段があったから。 「グリーンスタジアム神戸が安く本拠地に出来るはずだった。」 御存知の通り、楽天はJリーグ・ヴィッセル神戸の親会社(というより現状は第1スポンサーの位置づけでしょうか)です。おまけに、本来本拠にしていたオリックスの宮内義彦オーナーと楽天の三木谷浩史会長は事実上の師弟関係。そもそも三木谷オーナー自身神戸出身です。神戸をフランチャイズにすることは本来は既定路線だったはずです。 ところが結果は県営宮城球場という、はっきり言えばどれほど魔改造を施しても3万入れば御の字という地方球場を本拠にしてしまった。この辺の裏事情を参入当時各マスコミがこぞって書き立てたようですが(そのほとんどは関東の某巨大新聞社主筆の暗躍)、実際のところは参入条件の中で「商圏が重ならない場所」というのがあったようで、そうなると辛うじてプロ野球が開催できて他球団と商圏の重複がない場所は、東北しかなかったということです。 (北陸や信州にもありますが、収容人員&ナイター施設で見劣りしますし、四国には年に数試合ならともかく、ホームゲームを年間7~80試合こなせるだけの球場自体ありません。沖縄は日本ハムの北海道移転さえパ・リーグの反対があったのに不可能ですね) 数年前横浜ベイスターズの売却騒動の際にも新潟移転云々と言う話が出ていたのも、全てはこの商圏の話。関東圏にあまりにセパ球団が集中しているため、体よく経営不振になった横浜を北陸へ、という話だったようです。その意味では神戸に楽天が来ることに反対が来るのも納得です。それこそガチで商圏が被る人気球団がありますよね、黒と白(または黄色)の縦縞のチームが。オリックスがフランチャイズを大阪ドームにした際は見向きもしなかったようですが、神戸では話が別です。阪急が西宮にいたことさえ目の敵にしていた球団ですし(今はその阪急の子会社ですが)、神戸楽天など認められるわけがありません。 そういう意味で言えば楽天は少なくとも球界にとどまっている間は宮城から離れることはないでしょう。いえ、離れようとしても移転する場所がないのです。つまりは、10年保有して供託金30億円を取り返してから逃げるか改めてフランチャイズを決めるか、話はそれからだと思われます。
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>収容人数がいまだ23,000人を越えたくらいです。 楽天の肩を持つわけではありませんが、 収容人数の件で球団経営に疑問があるならそれは違うと思います。 仙台周辺は首都圏のように人口も多くもなければ、 夜遅くまでJRや私鉄が数多く走ってるわけではありません。 鳴りものの応援もできないほど住宅街で、車で来たくても球場周辺に大きな駐車場もなし。 仙台とその周辺の人しか日常的に来れないので、球団は今現在の収容人数で十分だと考えているんですよ。 土日のデーゲームなら遠くからも来れるでしょうが、 ホームで約70試合。毎週土日に必ずホームゲームがあるわけではありません。 仮に収容人数を3万人にしたって建設コストと維持管理コストが増えるだけで観客増員は望めるとは思えません。 3万人以上にこだわっているのは,日本シリーズやオーススターがNPBの身入りになるからですよ。 もし、楽天が日本シリーズまで進んだら、仙台のお客さんには悪いけどチケット代を高くするしかないです。
お礼
収容人数で球団経営を考えたわけではありません。ほぼ毎開催ごとに、本拠地を満員にできるのは、讀賣(NPBドラフト会議での呼称を使っています、他意はありません)、阪神くらいなものでしょう。東北楽天も他球団同様、いつも23,000人の観客が入るわけではありません。2万人に届かないのが普通でしょう。確かに東北楽天の考えとして、収容人数はこの程度でもいい、と考えていても不思議はないです。その点は理解できます。 しかし楽天はNPB加盟時にこれだけ収容できるように改修すると約束をしたわけですから、それを果たすことが求められていると思います。 NPBの都合であっても、東北楽天が日本シリーズに出場したとき、不足する収益を高額のチケットという形で、ファンに押し付けることは、してはならないはずです。 東北楽天が日本シリーズに出場した、しかし日本シリーズ開催を不可とされたら、ファンが悲しみます。(特例として認められると思いますが、NPBから拡張を再三求められているのですから、いつまでも特例扱いが続くとも思えません。)その前に、東北楽天がパ・リーグを制して日本シリーズに出場できることがかなわないと、机上の空論ですが。 ご回答ありがとうございました。
- あずき なな(@azuki-7)
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元々はライブドアが来る予定のところを楽天が横槍入れてかっさらっただけ 本気でやる気なんか無い DeNAもそうだが所詮は自分の企業の宣伝になればそれで良いだけの話 東北に球団を作る話は元々あった 日ハムを移転させるつもりだったが球団は難色 そこへ北海道が名乗りをあげてハムは北の大地へ で 新潟が今度は誘致に乗り出したが東北ではなかったため却下 そこへちょうど良く楽天とライブドアが… ライブドアは仙台を本拠地にしたいと最初から言ってたけど楽天は東京で って話だった しかし新規参入の条件が東北に本拠地を置ける球団 だったのでしぶしぶ楽天は納得 宮城でのシリーズを認めない? 収容人数が了承事項の条件に達してないから? そんな事はしないでしょ 楽天より怪しいのはDeNAですよ 既に横浜を手放すといううわさが出てるぐらいですから
お礼
お名前は時折、拝見しています。 球界についてよくご存知と理解しております。 >宮城でのシリーズを認めない? >収容人数が了承事項の条件に達してないから? >そんな事はしないでしょ 現時点では特例で認めると思います。 しかし、かつて宮城球場はロッテが優勝したときNPBからシリーズ開催を認められなかった。 改修前の収容人員は28,000人だったはず。でも認められなかった。 結果として後楽園球場を使用した。 次がないとは誰も分からないと思います。 NPBは再三、加盟時の約束通りの収容人員確保の要請をしていますが、それでも動かないのでは、シリーズ開催不可の可能性が無いとは言いきれないのでは。 横浜DeNAはDeNAが球団譲渡されたときから、いつ手放すかって言われてますね。 正直、球場の場所は公園の中に無理に造られたという感じで、座席の勾配は怖いときあります。 その意味では改修してほしい球場ではありますが、敷地を考えると無理でしょうね。 あと、埼玉西武がどうなりますか。西武HDにサーベラスが球団を手放すよう求めたという報道もあります(サーベラスは否定)し、球界再編騒動はもう勘弁してもらいたいので。
- tar5500
- ベストアンサー率22% (852/3865)
楽天が仮にイーグルスを長期で保有する意思がなければ わざわざ収容人数も少ない県営宮城球場を金かけてまで 増築や改修はしなかったでしょう 元々ライブドアが仙台にライブドアフェニックスを作ろうとして ライブドアなんてわけわからん会社に野球を運営されるくらいなら 同じわけわからん会社でも楽天のほうがマシだろうという 読売の渡辺氏に先見の明がありましたが 他のパリーグの球団とは違い赤字額も相当抑えられてるので 手放すこともないでしょう 今年は広すぎる外野にラッキーゾーンを新設し わずかですが席も作りました。来年は田中投手がポスティングで メジャーに行ってしまうかもしれないので戦力もマスコミへの 露出も大幅ダウンが懸念されますが日本では数少ない(甲子園と広島マツダだけ) 天然芝に張り変えるなどそこそこテコ入れはしています いきなし3万人収容にする金はあってもあえてせず 少しづつボールパークをパズルのピースのように 組み上がるような感じでいいと思いますよ そのおかげでこうやって話題になってますしね 今手放せば楽天の会社としての信用も落ちますので せめて黒字にして親会社に頼らない経営ができるくらいでないと 球団を手に入れた意味がありませんし売ろうにも売れないでしょう
お礼
>楽天が仮にイーグルスを長期で保有する意思がなければ >わざわざ収容人数も少ない県営宮城球場を金かけてまで >増築や改修はしなかったでしょう このご意見に賛同したいです。 ですが、宮城球場を本拠地とすると選択したのは楽天です。 (宮城球場という選択肢しかなかったのかもしれません。) ですから、嫌でも改修する必要があった。 その際、ホームランが乱発しないようにと両翼を広くしたと記憶しています。 しかし、あまりにホームランが出ないから「ラッキーゾーン」の新設という流れだったと思います。 (あくまで私の認識で、絶対に正しいとは思っていません。間違いがありましたら、お詫びします。) 統一球になり他の球場でもホームラン急減という事実も重なってのことでしょう。 でも結果として前言撤回ということになります。 また参入の時の約束である収容人数増を遅々として進めないのは問題ではないでしょうか。 やればできるのに、やらない。約束は約束です。 オールスター、日本シリーズ開催で収益のことを考えると、チケット価格の上昇で、結局「東北楽天」ファンなどの一般入場者に負担を求めることになります。それは見過ごしてはいけないと考えます。 もちろん手放すとなれば、楽天の信用は落ちるでしょう。 宮城県も黙っていないと思います。宮城県の対応もあり、他のパ・リーグの球団よりも赤字が少なくすんでいる側面もあります。 その観点からいえば、長期に保有しなければならないのでしょう。 それは外部要因で保有しなければならない、結果としての長期保有で、 自らが積極的に保有しているのとは、別次元とも思えるのです。 加入後10年でいきなり球団譲渡ということがないことを願っております。 この度は、ご回答ありがとうございました。
お礼
球界参入の際、楽天が「宮城球場」を改修の上本拠地とすると公表した時に驚いた記憶があります。すでに神戸でサッカーのチームを保有してましたし、まさか宮城球場にするとは。 ただ申し訳ありませんが、お説の中でKスタ宮城を地方球場というのは、いささか抵抗があります。仙台市は政令指定都市であり、その中心ターミナルの仙台駅から近いと言ってもいい球場ですので。確かに東京、大阪、名古屋といった都市を基準とすれば、地方であることは間違いないのですが。その基準で判断しますと、西武ドームは...ということになってしまいます。 商圏のお話は保護地域と認識し、関心を持って読ませていただきました。確かにその影響で楽天が宮城球場を本拠地として定めたというのは納得できるお話です。 また、他の都市でNPBが開催できる球場でも、既に独立リーグで使用されていることもあり、楽天がそれなりの費用を投じて改修したのですから、「東北楽天」を保持する間は、様々な理由もありますからKスタ宮城から本拠地を移すことはできないでしょう。 危惧するのは、楽天グループは三木谷さんの考え方一つで方向性が決まるのことです。 球団を10年保有して、「楽天」の広告媒体として球団の役目が終わったと判断し、なおかつ球団が赤字だったときに手放すという選択をするかもしれない。 NPBとの約束も反故にする体質では、いつどうなるかわからない、そういった不安から今回の質問に至った訳です。 ご回答ありがとうございました。