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芥川龍之介と谷崎潤一郎

2人は、何の思想でもめて、その結果どうなったのか教えてください。

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 >2人は、何の思想でもめて、その結果どうなったのか教えてください。 ⇒文献によりますと、二人の間のもめごとというのは、「小説の真髄が《筋書きの面白さ》と《詩的な芸術性》のどちらにあるか」というものでした。それは、内容的には「もめごと」と言うよりは「論争」と言うにふさわしいものです。 両者の主張を要約すれば、芥川龍之介氏は、《小説において重要なのは「詩的な芸術性」》であるとし、谷崎潤一郎氏は、《小説において重要なのは「筋書きの面白さ」であるとしている、ということです。 で、その結果はどうなったか。この論争は断続的に数か月間続きましたが、結論が出る前に芥川龍之介が自殺してしまいましたので、結論は出ていません。 ちなみに、この論争は1927年(昭和2年)に芥川龍之介氏が「文芸的な、余りに文芸的な」という第の文芸評論を雑誌「改造」に連載したことが端緒となっています。また、同年12月に文芸春秋社から刊行された芥川龍之介著『侏儒の言葉』(207~219ページ)にも、その続きが掲載されています。 なお、この論争の詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://tadeku.net/92143

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