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花押を書ける資格者
幕末辺りで、花押を書ける資格者はどの辺りまででしょうか。 将軍、老中、あたりは書けると思いますが、 下はどのへんまででしょうか? 古文書などで見かけた経験からでもかまいませんので、 下限を教えて下さい。
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花押は「サイン」「自署」と同じ目的で平安時代から用いられ、身分に関係なく誰でも使いました。 貴族や武家だけでなく、庶民も使いました(11世紀後半の田畑を売り渡す書面に、庶民が用いた花押が書いてあります) 庶民が用いる場合、花押のみでは誰のサインなのか判らなくなるため、実名も併記していました。 >下はどのへんまででしょうか? 「寺子屋などで字の読み書きを習った者まで」です(農民なども含む)字の読み書きが出来ないと、自分専用の花押が作れませんから。
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- oska2
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>幕末辺りで、花押を書ける資格者はどの辺りまででしょうか。 花押は、誰でも自由に使う事が出来ます。 将軍・旗本・御家人・藩主・藩士・豪商・豪農・網元・山林王や、藩校・私塾・寺子屋関係者も花押を用いていました。 坊さんでも、花押を用いています。 まぁ、当時は一種の「サイン」扱いですからね。 今は、花押の法的な根拠はありません。 ただ、歴代首相・大臣などは花押を用いている場合があります。 優越感に浸っているのでしようね。^^;
お礼
花押は誰でも自由に使う事が出来るのに、 歴代首相・大臣などは花押を用いて優越感に浸っているとは、 面白いですね。 回答をありがとうございました。
- f272
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花押を書くために資格はありません。誰が書いてもよいものです。現代でいえば印鑑登録をしてはいけない人がいない(15歳以上であればOK)のと同じことです。 ただ花押を必要とする文書でなければ花押を書くことはありませんし,幕末辺りでは印鑑を使うことが一般的ですから,限られた人しか書かないのはその通りでしょう。武士や名主あたりまでの人が特別な場合に使うと思っておけばよい。
お礼
ありがとうございます。 幅広く使えたのですね。
お礼
田畑を売り渡す書面に庶民が用いた花押が書いてあったとは驚きです! 氏名、花押、印鑑と 三つ並べたりしたのでしょうか??? これらの関係性にも興味が出てきました。