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風神、雷神も元々は邪悪な神様でしたか?

風神、雷神も元々は邪悪な神様でしたか?

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  • oska2
  • ベストアンサー率44% (2301/5116)
回答No.4

>風神、雷神も元々は邪悪な神様でしたか? 京都・建仁寺に「風神・雷神の絵」が残っていますよね。 ※本物は、博物館で保管。 ※関ヶ原の戦いで敗れた「安国寺恵瓊」の首塚もあります。 もともとは、自然現象を司る神様です。 農耕民族の日本人は、どちらも神様と祀りました。 ですから、もともろ邪悪な神様ではありません。 風も雨も、豊作には必要ですからね。 全国各地に、雨ごい儀式が残っている事でも分かります。 ただ、台風・大雨の時は「神の祟り」として恐れていました。 ところが、平安時代。 菅原道真が大宰府に左遷されてから、風神雷神が邪悪な神に変身!します。 菅原道真死後、台風・大雨が続くと「菅原道真の祟りじゃ」が合言葉になります。 結果、菅原道真と天神(風神・雷神など)が結びつくのですね。 菅原道真の祟りを恐れた朝廷は、菅原道真神として祀ります。 菅原道真を神とする、全国各地の天満宮(天神さん)の誕生です。

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  • eroero4649
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回答No.3

日本古来の神様には「人間に良いことをもたらす味方の神様」と「人間に災いをもたらす敵の神様」がいるわけではないのです。 「和魂(にぎみたま)」と「荒魂(あらみたま)」というのですけれど、ひとつの神様に「穏やかで静かなもの」と「荒ぶる怖ろしいもの」が存在しているのです。 これは海を見れば明らかですね。静かで穏やかで魚という恵みをもたらす日もあれば、荒れ狂って暴れる嵐の日もあります。どちらも海という存在の別々の顔です。 日本古来の信仰では、神様は自然の中に存在するもので、日本では地震や噴火、台風など自然災害が非常に多く存在します。なので荒ぶる一面を見せたときはどうかお鎮まりくださいと祈り、穏やかなときはどうかこのような日々が続きますようにと祈ったのです。 風神は穏やかで爽やかな風をもたらすときもあれば、台風となって全てを破壊する荒ぶる顔も持っています。 雷神は基本的に雷を落とす怖ろしい存在ですが、古来から「雷が多い年は豊作になる」ともいわれていたので、恵みをもたらす存在でもありました。だから風も雷も「神様」として崇めたのです。 くり返しますが、日本の神社で祀られている神様に「邪悪な存在」はありません。平将門公や菅原道真公のように、強い怒りや怨みをもって亡くなった人が死後に祟りをもたらすことがありますが、日本ではそのような祟りをもたらす存在は神社を作って「神様」として祀ることで鎮めてきたのです。 令和になっても貞子さんの祟りが収まらないのは、神社で祀らないからです・笑。

  • iijijii
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回答No.2

最初の風神はイザナミが朝霧を吹き払った息から生まれた級長戸辺命だとされているので邪神でないです。 雷神はイザナミが黄泉の国に下った後にうじの湧いた体から生じた8柱が初出だと思います。 後者はまあ邪神と言っていいでしょう。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1154/9141)
回答No.1

邪悪というより人力では到底太刀打ちできない強力な存在ということではないでしょうか。

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