• ベストアンサー

「ことを」とは?

語尾の「ことを」の意味を教えていただけますでしょうか。出来れば、出典も記入してください。 原文: 金持ちとつきあうのは貧乏だからだが、ぼくの心は傲慢な連中の彼方、はるかな高みにあるから、つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないということを

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • petertalk
  • ベストアンサー率69% (156/225)
回答No.3

原著「Le Rouge et le Noir」Stendhal で、 出典は、その日本語版「赤と黒」(光文社)からです。 また、「ことを」が文の最後にあるのは、倒置法が使われたためです。 >原文: >金持ちとつきあうのは貧乏だからだが、ぼくの心は傲慢な連中の彼方、はるかな高みにあるから、つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないということを 少し細かいですが、まず「ことを」を分解すると、 形式名詞「こと」+格助詞「を」です。 ・形式名詞「こと」は、他の語句の表す行為や事態を、体言(名詞)にします。 原文では、その直前の「つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されない」 を名詞にしています。 ・格助詞「を」は、その前の語が、動作の対象であることを表します。 原文では、その直前で名詞にした「つまらない軽蔑だの好意だのには いっさい左右されないということ」が「動作の対象」であることを表します。 ・動作 質問文中には、「動作の対象」だけが見えていますが、 動作は「ちゃんと態度で示してやるんだ」です。 普通の文の語順では、「動作の対象」+「ことを」+「動作」なので、 この語順で、原文に「動作」を補うと 「、、、つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないということをちゃんと態度で示してやるんだ」 となり、意味もわかりやすいと思います。 ・語尾の「ことを」 「ことを」が文の最後になったのは、倒置法という表現技法のためです。 この倒置法では、「動作の対象」+「を」+「動作」という普通の語順を 「動作」+「動作の対象」+「を」に入れ替えて「動作の対象」を強調します。 例: 普通文:「夜の星を、見上げてごらん」 倒置法:「見上げてごらん。夜の星を」 原著も倒置法で書かれていて、いっさい左右されないという ジュリヤンの決意を強調したために、「ことを」が最後になりました。 〈、、、ちゃんと態度で示してやるんだ。、、、つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないということを〉 長くなってしまいましたが、追加の質問や難しい用語などありましたら お気軽にお尋ねください。

20171449
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10068/12613)
回答No.2

>語尾の「ことを」の意味を教えていただけますでしょうか。出来れば、出典も記入してください。 原文: 金持ちとつきあうのは貧乏だからだが、ぼくの心は傲慢な連中の彼方、はるかな高みにあるから、つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないということを ⇒以下のとおりお答えします。 この「ことを」の「こと」によって、直前の節「つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されない」をひとつのかたまり(名詞節)に束ね、「を」によってその語句のかたまりを(省略されている動詞の)目的語とする文であることを示している、という構造です。省略されている動詞を補って全文を完成するなら、例えば、こんな感じです。 「金持ちとつきあうのは貧乏だからだが、ぼくの心は傲慢な連中の彼方、はるかな高みにあるから、つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないということを約束する/確信している/肝に銘じている…」など。なお、調べてみましたが、出典は不明です。 なお、疑問点・不明点などがありましたら、どうぞコメントなさってください。折り返しお返事します。

20171449
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • aokii
  • ベストアンサー率23% (5210/22063)
回答No.1

こと=つまらない軽蔑だの好意だのにはいっさい左右されないという

20171449
質問者

お礼

ありがとうございます。

関連するQ&A