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シロアリ駆除 木造建築

シロアリ駆除は日本の従来建築工法に独自のものでしょうか。 海外の家でもシロアリ駆除は行われているのでしょうか。 国内でも鉄骨系の住宅(某ハイムとかヘー・・ウスとか)や、正倉院のように風通しの良い建物の場合はどうなのだろうと思います。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.1

木造建築物では、建築基準法(施行令)により、地盤面から1mの土台、柱や筋交い等、構造上主要な部分について有効な防蟻対策を行うこととされています。 薬剤による場合や、樹種(桧・ビバ)による場合、床下の乾燥(通気)。 また、床下断熱の場合は蟻道を塞ぎ、室内側で換気ができるようにします。 床下に餌(木っ端など)を置かないようきちんと清掃したり、給排水で万が一の漏水がないよう、点検口を設け湿気をためないようにします。 薬剤の場合は5年程度ごとに床下点検が必要です。 海外でも木造の場合はなんらかの措置をしているとは思いますが、 気候も違うし、湿度も違います。外来種の、アメリカカンザイシロアリは、飛んできて軒先を食べちゃうこともあるそう。雨水侵入を放置していた場合などですが。 鉄骨造や軽量鉄骨造、RC造でも、床を木で組んである場合は、 湿気(漏水・結露等)によってシロアリに食われることもあります。

32tarako53
質問者

お礼

いつもありがとうございます。 そうですか。軒先を食べるシロアリもいると。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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