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シロアリのナフタリン生成について
「HOUSE」という海外ドラマを見ていたら、ある住宅に大量発生したシロアリが巣を守るために生成したナフタリンによって、そこの住人がナフタリン中毒で死にかけるという話がありました。(シロアリ駆除のために使ったナフタリンではありません。) 実際にこのような事は起こりえるのでしょうか?
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確かにシロアリはナフタレンを生産するようです。しかし,その産生機構は解っていないのではと思います。シロアリが巣を作る際にナフタレンを生産するのはシロアリの巣は木くず等から出来ていますからカビが生えてしまうことを抑えることと,天敵のアリがシロアリよりもナフタレンに対して耐性が低いことから生産するようです。 さて本題ですが,シロアリ自身もナフタレンの濃度が高くなるとご存じのように当然死にます。ですから人が中毒になるほどの濃度にはならないと思いますが…。シックハウス症候群の人なら影響は大きいかもしれませんが…。推測でした。
お礼
ドラマの中では、シロアリの巣食う家に住んでいた人が、咳した時に血が混じるようになり(シロアリ生産のナフタレンの中毒による内出血)、病院に入院後、病院の低カロリーの食事によって体内の脂肪が消費され、それまで脂肪細胞に吸収され蓄積されてきたナフタレン・ガスが一気に体内に流れ出し、下血を引き起こすという内容でした。 (内容をもう少し詳しく書くべきでした。) しかし、実際にシロアリはナフタレンを生産するんですね。ネットで色々検索してみましたが、そんな記述がどこにも見つからず、こちらで回答を伺うことができ、何だか安心しました。 ご丁寧な回答、どうもありがとうございました。