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背理法を用いた有理数の証明
「a,b,c,dが有理数で a+b√2=c+d√2 ならばa=c, b=dであることを証明してください」 の解き方が全く理解できません。 どなたか解説をお願いします。
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a+b√2=c+d√2 から a-c=(d-b)√2 ……① と変形します。 ここで,d-b≠0と仮定すると 両辺をd-bで割ることができて (a-c)/(d-b)=√2 と変形ができます。 しかし,a,b,c,dが有理数だから (a-c)/(d-b)は有理数です。 これは√2が無理数である事に矛盾します。 従って,d-b≠0という仮定が間違っていたことになり, d-b=0という結論が得られました。 ①とd-b=0より a-c=0 ゆえにa=c, b=dであることが証明されました。
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- Koga57
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回答No.2
√2が無理数であることは証明済みだと仮定して話を進めますね。 次の記述の「」に囲まれた部分が背理法を用いるときに重要な記述です。 a+b√2=c+d√2を変形すると、(a-c)=(d-b)√2‥①である。 「b≠dであると仮定すると、」 (d-b)≠0であるので、√2=(a-c)/(d-b)が成立する。 a,b,c,dは有理数なので、(a-c)/(d-b)は有理数である。 「これは、√2が無理数であることに矛盾する。」 「よって、(d≠bが間違いなので、)d=bである。」 d=bを①に代入すると、a-c=0であるので、a=cである。 以上より、a=c,b=dである。
質問者
お礼
非常に分かりやすい解説ありがとうございます!
お礼
ありがとうございます! 全く思いつきませんでした!