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地盤改良について

木造平屋一戸建の建て替えを考えています。 地盤調査をしたところ、軟弱地盤が地表から2mほどあったそうです。 業者の説明では、地盤改良をすれば、第3種地盤が第1種地盤になって、 周期が0.8から0.4になるので、耐震性が2倍になるそうです。 素人の自分ですが、地震力の計算についてwebで調べたところ、 第3種地盤は3メートル以上でないといけないようです。 また地震波の周期が1/2になったからといって、単純に 地震力が半分になるとは言えないと思うのですが、、 業者の言うことは正しいのでしょうか?

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noname#259849
noname#259849
回答No.4

土木設計屋です。 地盤周期の考え方は建築も同じなので回答します。 地盤種別というのは地盤の固有周期から決まるのですが、固有周期というのは基盤面という深い位置の固い地盤から地表面までの距離に関係します。概ね基盤面から地表面まで軟弱な土層が30mくらいあれば3種、地表面数mなら1種地盤です。あくまで目安ですが。 仮に地表面2mくらい改良しても地盤種別が計算上でも1種になるなんてあり得ませんし、本当に固有周期変えるくらい地盤改良するつもりなら深さ10m以上、範囲も家周辺数百mは改良する必要があります。そこだけ硬くしても周りが揺れたら一緒ですから。そんなこと普通出来ませんよね。 それから地表面付近が軟弱でもすぐに基盤面が出ればそれは1種地盤です。地表面が軟弱で地耐力がなければ1種地盤でも家が建てられないので、その場合は地震とは関係なく対策は必要です。 地震も含めてその辺りは地盤調査結果からわかるので業者に提出させて下さい。 地盤種別の計算も基盤面から地盤のせん断波速度を足し合わせるという新入社員にやらせるような簡単な計算なので業者に根拠を出させて下さい。 先に変な回答があるので訂正しておきますが、地盤の固有周期というのは単位荷重が作用した時の振幅の大きさと同じ意味です。周期の短いものは小さく揺れて、長いものは大きく揺れます。 これを地震に置き換えると、同じエネルギーで大きく揺れるのは3種地盤です。なので1種地盤の方が耐震上有利とされています。 業者が適当なこと言ってるようにしか思えませんが、改良が必要なら地盤調査結果や地耐力の照査結果を出させましょう。 建て替えとのことなので、前の家で地盤に起因する不具合がないなら地盤への対策は不要です。耐震性は家屋の設計上の話でしかないので、今の地盤種別で現行の耐震基準を満足する家を建てろという事でいいかと思います。

micchan51352
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 難しい内容ですので、これからよく勉強させていただきたいと思います。 質問内容の業者の説明は、不適当ということで よろしいでしょうか。 大変ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

そもそも地盤調査の会社を誰が頼んだのでしょうか? 貴方が頼んだのだとしたら、どうやって決定したのですか、信用が置けるから依頼するのが普通ですが。 数値がどうなのか業者のデーターが解らないのでなんとも言えませんが、軟弱地盤はあまりよい状態ではないと思います、地震での倒壊云々よりも、家が傾く可能性が有ると言うことです。 軟弱地盤の定義 軟弱地盤(なんじゃくじばん)とは、泥や多量の水を含んだ常に柔らかい粘土、または未固結の軟らかい砂から成る地盤の総称である。国土交通省「宅地防災マニュアル」 つまり基礎杭を打つとか、土を入れ替えるなどして対策しないと家が傾く可能性があると言うことで、上モノの家の重量により経年変化で傾く、や地震で傾く可能性は十分にあります、そして傾いた場合家をジャッキアップして、地盤改良するより、立てる前に改良したほうが遥かに安上がりです。 調査会社がボーリングしたサンプルの土壌を持っているはずですから、心配なら説明してもらえばよいでしょう、めったに起きない地震での倒壊より、家が傾くほうが問題だと思います。

micchan51352
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 地盤調査をだれが依頼したかというと、この案件の共同施主(他人)です。それなのでこの調査には懐疑的です。 地盤改良は耐震化ではなく、不同沈下防止が目的なようですね。それなのに耐震性が2倍になるというのは言い過ぎだと思います。 大変ありがとうございました。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 周期とは、「まったく同一の現象が一定時間ごとにまったく同様に繰り返されるとき、この一定時間のこと(広辞苑)」です。  揺れの「振幅が半分になるならたいしたものです」が、周期は耐震性にあまり関係なさそうですよね。でもまったく関係ないわけではありません。  高層建築だと長周期震動に共鳴して、ユラユラと大きく揺れるのですが、短周期振動の地震では「地震なんてあったの?」状態になります。  逆に平屋などは短周期震動に共鳴しやすい(壊れやすい)はずです。  つまり、地震周期が0.8から0.4になるのは、短周期振動に変わるということですから、かえってマズいことになりそうです。  しかも、周期が2倍に長くなる(0.4から0.8になる)のなら、例えば隣家では5秒毎に揺れている地震が質問者さんの家では10秒毎に揺れるということになります。  ならば逃げる時間も増え、転倒しそうになっていた家具が姿勢を戻す時間が増えることになりますが、周期が半分になるとすれば上記の逆です。  揺れが短時間に連続しておきるということですから、質問者さんが逃げる時間も家具が元の位置に戻る時間もないということになります。  かえってマズいのではないでしょうか。  おそらく、その業者は「振幅」の話をしたかったのだろうと思いますが、本気で周期の話をしているのだと危険だと思います。  ほかのことでも誤解して話しているかも知れませんので、確認したほうがいいと思います。

micchan51352
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 地盤を固めれば強くなるとは必ずしも言えなくて、 共振とか、キラーパルスという考え方も必要という ことですよね。 質問内容の業者の説明は不適当ということで、 今後の対応を考えたいと思います。 大変ありがとうございました。