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金魚のお腹が膨れ、仰向きに生活しています。これはどうして。
飼っている金魚の一匹が、お腹が膨れ仰向けになって泳いでいます。2週間前から仰向けになり、腹が少しずつ大きくなってきます。これは、病気でしょか。どうすればよいのか分かりません。このような症状について、分かる方、情報をお持ちの方教えて下さい。
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sokuratesuさん、こんにちは。 その金魚の症状から申し上げて、腹水病か転覆病のいずれかが考えられます。 1)腹水病 原因⇒この病気にかかった金魚を調べてみますと、たいてい腎臓障害を起こしていますが、まだ、はっきりとした原因はつかめていません。 淡水魚は、体内に入ってきた水分を腎臓で尿に変えて排出していますが、腎臓の中でも尿細管に異常をきたしますと、作られた尿が排泄の途中でお腹の中に漏れてしまいます。そのために腹部に水が溜まるのではないかと言われています。 徐々に腎臓がおかしくなりますと、エラの方から排泄が行われるようになりますが、急に障害が起きた場合は、エラでの排泄が間に合わなくなるために、腹水が溜まると考えられています。それ程多い病気ではありません。 症状⇒腹部が膨れることが特徴で、重症ですとそっくり返るようになり、腹部ははち切れんばかりに膨らみます。 腎肥大症とは違って、腹部の片側だけが膨らむということはありません。 うろこは重なりがとれて一枚一枚が分かれてしまい、解剖すると腹部には水様の液体が充満しています。 外見は醜く痛々しい状態なのですが、金魚は比較的元気です。しかし、バランスがとれないので、泳ぐことはほとんどできません。 治療⇒注射ポンプで腹水を抜くというのが一般的な対処法ですが、すぐにまた腹水が溜まってしまいます。 金魚を、その体液の塩分濃度と同じ0.6~0.8%の食塩水に入れて、体内に水分が侵入するのを防いだり、抗生物質などで治療を行いますが、どれも確実な方法ではないので、病気にかかった金魚は見つけ次第隔離します。 2)転覆病 原因⇒魚のうきぶくろは二種類の神経によって支配されていますが、この病気は何かの原因でうきぶくろの空気の調節ができなくなり、中の空気量が多くなりすぎてひっくり返ってしまうという奇怪な病気で、一種の神経失調と考えられていますが、原因ははっきりしていません。 また、この病気は冬に水温が5度以下になったり、夏場でも急激な水温差が起こったときなどに見られる病気です。 症状⇒多くの場合、お腹を水面に向けて浮いてしまうような姿勢をとり、泳ぐバランスを崩してしまいます。 大きな物音を立てたり、人が近づくと必死で水中へ潜ろうとするのですが、またすぐに水面に浮いてしまいます。 特に冬に発病するケースが多く、池などの屋外で飼っている場合には、気がつかないで放っておきますと、、水面に出た腹部に霜焼けや凍傷を負ってしまいます。その多くは患部に細菌感染を受けてただれてしまったり水カビがついたりするようです。 すぐに死ぬようなことはありませんが、餌もとれなくなりますし、徐々に衰弱していき、遂には死亡します。伝染性はありません。 治療⇒ヒーターとサーモスタットを使って水温を25度から27度前後で一定に保つと一応の効果が認められる場合がありますが、この病気に対しての確実な治療法はまだ確立されていないのが現状です。原因が不明ですので、この病気に対する予防方法は残念ながらありません。 では、失礼いたします。
その他の回答 (2)
- tadanokuma
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転覆病でしょうか。 大型の金魚に見られる病気です。下記参考URLに入れておきますので、症状と対応を参考にしてください。
お礼
とてもいいHPを教えて頂き参考になりました。
- yanron
- ベストアンサー率29% (206/690)
浮き袋病(転覆病)? 過去に同様の質問がありますので 参考URLを参照願います。
お礼
早々の返事ありがとうございました。金魚にもこんな病気があることが分かりました。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。とても勉強になりました。