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自走迫撃砲
ウクライナ戦争でちょいちょい自走迫撃砲なるものが出てきます。 ググルト自衛隊にもわずかに装備されているようです。 自走砲は射程があり機動力があり打ったらすぐ反撃を避けられるとわかりやすい兵器なのですが、自走迫撃砲とは何が良くて何に使うのでしょうか?車重も大差なく自走砲ではなくあえて自走迫撃砲を装備する理由とは自走砲に比べて何が良いのでしょうか?
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概ね他の方が説明する通りですが、自走式迫撃砲の場合はほとんどの場合が重迫撃砲になると思います。重迫撃砲だとやはり展開に時間がかかりますから、自走式だと楽ですよね。 また自走迫撃砲で使われる土台は、ほとんどのものが戦車や兵員輸送車などの古い車両の二次利用がほとんどだと思います。イスラエル軍が使っていた自走迫撃砲はM4シャーマンの本体を使ったものでしたね。つまり廃品利用です。 そこまでしても自走式にするのは、対砲兵戦対策です。射撃に至る展開の速さより、撤収の速さ優先のためですね。
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- nururian
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迫撃砲も、80mmクラスまでなら弾薬も含めて分解して歩兵が担いで運搬も可能ですが、120mmクラスになるとそれも厳しく、車両に牽引させるか車載して自走砲化するのが一般的です。 自走砲にすると、迅速に移動できるので攻撃で重宝します。逆に陣地防衛など守備であれば、陣地に設置したほうが便利です。
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ご回答ありがとうございました。
- 4500rpm
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・迫撃砲を使用する理由 迫撃砲は、近距離で遮蔽内の敵陣に弾丸を曲射するのに適しており、広範囲に面制圧をする目的で使用する。構造的に同じ口径の他の火砲より火薬量を多くでき、浅く広い範囲に効果をもたらせる。速射性も高い。 ・自走式の理由 効果を求めるために大口径化される傾向にあるが、重量がかさむなどで人力での移動が困難になった。牽引式では弾薬と砲兵は牽引するトラック等で運ぶ必要があり、陣地展開時には準備に手間が掛かる。速射性が高くても準備に時間がかかると、その間に攻撃を受ける可能性が高くなる。 自走式であれば、弾薬その他の発射に必要な全ての機能が完結して備わっているため、基本的には停止した場所ですぐに発射が行え、また発射後も迅速に移動できる。 このため、自走式の迫撃砲を装備しているのだと思います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%AB%E6%92%83%E7%A0%B2 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%B4%E5%BC%BE%E7%A0%B2
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ご回答ありがとうございます。 広く浅く速射性が売り、軟目標の面制圧兵器?
- pri_tama
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>自走砲に比べて何が良いのでしょうか? 連射速度が極めて優れている点が挙げられます。 (熟練兵だと1分間に30発近く発射) 発射時の圧力が他の火砲より低い為、弾体の強度が必要ない為、同口径の火砲より大量の爆薬を仕込めます。 (一発当たりの威力が高い。) 高く打ち上げるので信号弾や照明弾を使用するには有利です。 あと迫撃砲の弾速が低いので、最近は精密誘導(レーザーやGPS誘導)が出来る弾頭も有り、命中精度を高くする事も可能です。 (レーザ誘導だとCEPが1mになるので、TOPアタック方式の対戦車兵器として使う事も可能な気が…。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 連射速度が売り、軟目標の面制圧兵器?
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旧式戦車の二次利用、なるほどありがとうございます。