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ラジオとテレビに共通の原理はありますか
表題の通りですが、どこか大きく変わるところがありますか。
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ラジオとテレビは電波(電磁波)を使って、音声(ラジオの場合)、または映像と音声(テレビの場合)を放送局から多数の受信者に伝達するという根本的な原理は共通しています。アナログ放送の時代には(FMラジオ放送よりやや高い)テレビ放送の周波数帯をカバーしているFMラジオを使えばテレビ放送(VHF)の音声を聞くことができました。「音声を放送電波に乗せるやり方(原理)」がテレビもFMラジオ放送も同じだったからです。 その後、日本のテレビ放送は地上波も衛星波もデジタル化された一方、ラジオ放送は21世紀になってデジタル化の動きが一部で見られたものの広がらず、依然アナログなので、一般のFMラジオでテレビ音声は聞けなくなりました。その意味では現在の日本ではテレビ放送と地上波ラジオ放送とでは同じ音声の伝達でも、「音声を電波に乗せる際のやり方」は違っていますが、これは「テレビとラジオの違い」ではなく「デジタル放送とアナログ放送の違い」と考えるべきでしょう。なお衛星波を使ったデジタルラジオ放送は現在放送大学が行っています。(BSテレビで放送大学のラジオ放送が聞けます) デジタル放送のほうが様々な機能があって便利ですが、アナログ放送(特に中波のラジオ)には「簡単な回路の受信機でも聞ける」という利点があります。2011年までは現役だったアナログ放送用のテレビ単体では現在のデジタル放送を見ることはできませんが、百年近く前に日本でラジオ放送が開始された際に使われた鉱石ラジオと基本的には同じ原理のゲルマラジオ(鉱石検波器の代わりにゲルマニュームダイオードを使用)でも現在のラジオ放送を聞くことができ、電池(電源)が不要なので災害時など今でも役に立つ可能性があります。中には現在でも鉱石を入手して鉱石検波器を自作する愛好者もいるそうですが…。
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電波を音声に換算して受診するところ。 ラジオとテレビにはロッシェル塩という電気を音に換える物質で 作られている箇所があります。電波という電気を音に換算して 流す所は共通の原理と言えると思います。
お礼
ロッシェル塩という物質がカギを握っているのですね。
お礼
詳しく教えていただきました。子供の頃に鉱石ラジオにあこがれたことを思い出しました。