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EUがFBの買収計画を本格調査

EUの欧州委員会は、FB(フェイスブック)が、顧客管理ツールを提供する米企業カスタマーを買収する計画を立てていることについて、EU競争法に基づき調査に入る。 何故、アメリカの企業がアメリカの企業を買収しようとしていることに対し、EUが出てくるのでしょうか、このあたりの政治的なことがよく分かりません。 教授下さいますよう、お願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • g27anato
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回答No.1

連携する企業の一方が全世界的規模で営業している場合、 もう一方の企業も世界規模の情報把握が可能となります。 一方が欧州を含む世界企業であり一方が米国企業の場合は、 世界企業が把握する欧州の個人情報は全て米国企業が利用できる事になります。 連携する企業規模の差は、関連する国家間の情報量の差に繋がり、 国家から流出する情報量の差にもなります。 現代は把握できる情報量の差が国家から流出する利益の差に現れます。 つまり欧州がFBから得られる利益が限定的なのに対して、 欧州からFBを通じて米国企業に流出する利益が巨大となる可能性が大きい事から、 その不公平性が問題視される事になったと考えられます。 その不公平性が将来的に欧州にとって大きな損失を招く可能性が高いと懸念したのでしょう。 その懸念が解消されなければ、FBは欧州から敵視される可能性が高くなります。

gold19
質問者

お礼

丁寧且つ、とても分かりやすい詳細な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

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