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なぜ同時株安に?
よくニューヨーク市場で株価が下がると、決まって日本でも株安になりますよね。 でも、アメリカ企業の株が下がれば、相対的に日本企業の株は上がるように思うんですが・・・ 例えば米A社と日B社が同じ市場で競争をしてるとしますよね。 その業界(市場)さえしっかりしていれば、A社が業績不振になれば相対的にはB社の業績はよくなり、株も上がるように思うんですが。 その辺りの仕組みをわかりやすく教えていただきたいのですが。
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♯4です。大事なことを書き忘れました。 それは、「よくニューヨーク市場で株価が下がると、決まって日本でも株安になりますよね」と言うときに、どのようなタイムスパンでものを見ているかということです。 例えば、ある10日間の日米の市場の値動きが、次のようであったとします。 日本 +1 -2 +1 -2 +1 -2 +1 -2 +1 -2 米国 +2 -1 +2 -1 +2 -1 +2 -1 +2 -1 これをどう解釈すればよいのでしょう?日々の上下は完全に連動していますけど(米国が上がった日は日本も必ず上がっている)、10日間を通してみれば、日本は5ポイントダウンなのに米国は5ポイントアップで、正反対の動きになってます。 「ニューヨーク市場で株価が下がると、決まって日本でも株安になりますよね」と言うときは、多分、その日1日の値動きを問題にしてますよね(ニュースで市況について言うときなどは、そうだと思います)。そういう短いタイムスパンの話なら、会社の業績や国の景気はあまり関係がなくて(業績や景気は1日じゃ大してかわらないから)、もっと目先のその日発表されたニュースや毎日大量に取引している機関投資家が参考にしているテクニカルな指標が、株価の上下を決定するのだろうと思います。
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- d-y
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私はわりと単純に考えてます。 (1)景気が良くなりそうなニュースが発表される→ニューヨークが上がる→東京の人はニュースを聞いて「景気がよくなりそうだな。ニューヨーク市場も上がってるし、間違いない」と思う→東京市場が上がる (2)景気がよくなりそうなニュースが発表される→ニューヨークが上がらない→東京の人はニュースを聞いて「良さそうなニュースなのに、ニューヨーク市場が上がらない。まだまだ景気はダメなんだ」と思う→東京市場が上がらない 世界的なニュースの評価を、ニューヨーク市場の動きで検証しながら売買してるということかな? >A社が業績不振になれば相対的にはB社の業績はよくなり、株も上がるように思うんですが。 ライバルと利益を食い合っているようなゼロサムの競争をしている会社は、実際にはそんなにないんじゃないでしょうか?ある会社の景気が悪ければ、業界全体が悪いということの方が多いと思うんですけど。 基本的には、全世界規模で商売している会社も多いし、アメリカの景気が悪くなれば、日本もヨーロッパもつられて悪くなりがち(逆もまた真)と言う背景があるんでしょうけど。 プログラム売買については難しいことを言われても分からないのですが、これなら理解できると思った理論をひとつ。 大きな資金を扱っている機関投資家の中には、グローバルなポートフォリオを組むときに、例えば米国株50%、日本株50%というふうに比率を決めて、機械的に維持しているものがある。最初に100万ドルを日米50万ドルづつ投資したとすると... 米国市場が20%下がる→米国株40万ドル、日本株50万ドルになる→おっと、日本株が多すぎる。日本株を5万ドル売って、米国株5万ドル買わなくっちゃ→日本市場が売り込まれて下がっちゃう。 とりとめなくてすみません。
お礼
どうもありがとうございました。 この問題は難しいですね。d-yさんの文章の中の50%の話。よく解るんですが・・・ 皆さんの解答見ていると、景気の善し悪し、業績の善し悪しは直接株価には反映してこないように思えます。 株式市場は経済を繁栄してるのではなく、単なるマネーゲームの会場なのでしょうか?
- hajime40
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現在の取引市場は、通信発達のおかげでほぼ同時に情報をやり取ることができるようになりました。それが大きな理由の一つです。 (ロックフェラーでしたっけ、通信が未発達なことを利用して、第一次大戦が始まったことをいち早く知ることで株大暴落の前に株をすべて売却することで大もうけをしたのは?) そして、現在、株などの取引はコンピュータを使って行っています。 しかも、大手ファンド会社は、簡単なプログラムを用いて株の売り買いを機械的(自動的)に行っています。 つまりこうです。 株価の数%(ものによって2%のものもあるでしょうし、8%のものもあるかもしれません。その会社の信用度によって異なります。)の値幅の上下があると自動的に「売り」のシグナルを出す、「買い」のシグナルを出す、と言うようなプログラムによって株の売買がなされている、ということです。 ですから、何かきっかけがあることによって、暴騰・下落と言うことが起こるわけです。(数年前のブラックマンデーは、このコンピュータの何らかのミスで起こったのではないか?と言われていますが・・・。日本でも、買いシグナルの桁を一つ間違えたために「暴騰した」という銘柄が実際にありました。) ということで、株式市場などは、現在のところ途切れなく開いていまから、(東京市場が終わるとロンドン市場、その次はニューヨーク市場・・・。と言うように) その中で、何かのきっかけで売り注文が多量に発生すると、「それに引きずられるようにして、全体が売り方に回ってしまう。」という、かなり機械的な株売買の手法を取られているために「世界同時株安」と言うことが起きているのです。 すべては、コンピュータ操作で株売買をしている大手ファンド会社が悪い?と言うことなのでしょうかね。 まぁ、以上のことは、一つの例にすぎません。 銘柄同士をどのようにリンクさせて株売買の上限・下限を決めているのかそれぞれのプログラムによって違うでしょうからね。 「アメリカの株価が下がったので、目先の利益がほしいために日本の株を売る」と言うこともあるでしょうし・・・。 理由はたくさんあるでしょうから的確な答えは出ないと思いますよ。 では、参考になればいいですね。
お礼
どうもありがとうございました。 つまりは、世界の各市場をひとつ名大きな市場と考えれば解決ができる、といった感じでしょうか? 国際的な市場における連携はわかりますが、それによって国内(非国際?)企業の株価にまで影響を及ぼすとしたら、株式市場は国内景気は反映しないことになりますよね。 いや、経済問題は奥が深いです・・・
- parts
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簡単に言えば、世界同時株安などになる理由は、不景気だからですよ。例えば日本国内の景気がよく、アメリカが衰退したというのであれば、景気の底が堅い日本に株式投資は流れてきます。 しかし、日本の景気はアメリカ頼みでアメリカの株式が下がり、景気の先行きに不透明感が出た。日本国内は不景気で最近は一般の消費者が最も利用するスーパーでも前年割れの売り上げです。そんな国の企業が儲けるにはどうする? 日本は、ここ数年不景気からアメリカ市場の好景気に乗って海外輸出への依存度を上げ利益を確保してきました。アメリカのダウやナスダックの株価が下がるということは、アメリカの景気が減速することを指し、輸出で何とか利益を確保してきた日本の企業の利益は当然下がることが予想されます。だから、日本も下がる。 だから日本株も売るのですよ。 ということですね。あくまで、お金が流れるのは景気の良く先行きが明るいところに流れます。投資家も含み益や配当という利益が目的ですからね。悪いとわかり、将来も不安がある国に投資することは少ない。 そのため、アメリカの株価が下がったから日本が上がるとは限らない。 まあ、国は日本とアメリカだけでもないですしね。
お礼
どうもありがとうございます。 「アメリカの株価が下がったから日本が上がるとは限らない。 」というのはわかるんですが、逆にアメリカ下げ=日本下げみたいな表現には今ひとつ納得できないです。
ごく簡単に説明すると(これがすべてではありませんが) ニューヨークで株式を購入するグループなり会社は、多かれ少なかれ、アメリカ以外でも株式を購入していますよね。(日本以外でも、韓国、香港、またはヨーロッパ) で、ニューヨークで株価が下がると、大損をしないように売りの圧力がかかりますが、同時に日本の株式も「売ったほうがいいかなぁ」と考えるわけです。 また、アメリカの会社も日本市場で販売力を持っていると同時に日本企業もアメリカ市場で販売力を持っていますよね。したがって、日米で貿易などをしている会社はアメリカの業績がそのまま日本に響く場合も多くあります。 ということで、yopparさんがおっしゃるとおり、逆の場合もありますので、一概に言えませんが、全体的な相場を考えると、最終的に下がってしまうことになると思います。まぁ、日本市場には影響が少ないこともありますし、日本市場の株高が原因でニューヨーク市場も上がることがありますので、「だから、こうなんだ」とは言い切れないかも知れません。
お礼
どうもありがとうございます。 「だから、こうなんだ」と言い切れない・・・これは理解できます。 しかし多くのニュースでは、ニューヨーク市場が下がったから、東京も・・・なんて表現をしています。 国際市場で繋がっているというのはなんとなく理解もできるんですが・・・ なぜそういった表現を使うのでしょう???
お礼
どうもありがとうございます。なんとなく、全体が見えてきたように思えます。 長期的にはやはり景気動向が反映するんでしょうが、短期的には資金力といったところでしょうか。 だとしたら、株価の些細な上下に踊らされている日本のマスコミはピエロのようですね。