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落ち葉堆肥などにわいた虫はどうしてますか?
落ち葉堆肥を作る際に、カナブンやカブトムシの幼虫がわいていると、堆肥をすきこんだ後、羽化して、スイカなどの防虫ネットに引っかかって取り辛くなるのですが、皆さんどうなさってますか? 近所の方も発酵チップを購入してきてすきこんだところ同じような問題が起きたそうです。 やはり高い丈夫なネットを張るしか無いですか? しかしそこでネットの目が細かいと、今度は蛇(ヤマカガシです)が通過しきれずそこで息絶えて骨と皮になるのを目の当たりにしたことがあるのですが"(-""-)"
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- bannzaiusagi
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運悪く堆肥に虫の幼虫が湧いてしまったら、種類によっては短期間しか住みつかないものなら羽化していなく成るのを待ってから畑に漉き込む(エサになる物がほぼ無くなるので、また湧く事は少ないです)、長期間住み着くものなら使う前につまみ出すかですね・・・。 自家製堆肥を作る時は基本的に虫が飛んで来て卵を産み付けるのを予防する為に、土に直接卵を産み付けられない様に野積みに近い状態なら産卵時期だけでも目の細かめな網を上にかけておいたり(ただし目の穴から直接産みつけられない様に網は10cm以上は堆肥原料から浮かせる様に工夫する)蓋付きの堆肥置き場を作るかコンポスト容器の様に容易に虫に入り込まれない様にしていき予防することが大切。堆肥の管理に手を掛けられないご事情がおありなのかもしれませんが、予防していない為に毎回困ってしまう事になるので、出来る限りは予防はしておいた方が・・・。ご近所の方は堆肥化期間防虫対策がされてなかった発酵チップを買ってしまわれたのでしょう。管理の良い良質な製品であれば漉き込んだ後にミミズが多く湧く事は有っても(ミミズの存在は堆肥自体には問題なくかえって土が良くなってくれます。ただモグラなどが食べに来てしまうなど人にとっての都合では良くないかも)後に都合の悪い幼虫が湧いてくる事はありません。私は家族の仕事の取引先である産業廃棄物業者が伐採後の樹皮を原料に作っている生バーク堆肥を安価に購入できて何年も使ってましたが、袋に詰めたてのしっとりと程良く湿った良質なもので、漉き込んだ後でも、山の土にしか住んでいない太くて短めの種類のミミズの卵が混ざっていて孵化し育ち住み着いてくれたくらいで、他の虫が大量発生した事は一度もありません。 材料内の堆肥化途中での環境が悪いと昆虫を誘う様な臭いが発生してしまい多く集まって来て卵を産みつけるので、結果堆肥の中に幼虫が沢山住み着いてしまうのです。今一度堆肥を作る方法をおさらいなさって腐敗菌などのキツイ匂いが出にくい、湿りすぎない堆肥化を目指していった方が良いと感じます。前回のご質問での堆肥化の方法では腐敗菌が多く発生し易い、堆肥としては質が良いとは言えない物が出来る作り方の様ですから・・・。 できれば角材と板でスノコ状の堆肥置き場を2個作り、横のスノコの内側にチキンネットを張っておいた中に野菜残渣や落ち葉など材料を入れ積んでいき、時々あまり多くない程度の米ぬかを蒔きながら積んでおくだけで通気が適度にあり過湿になりすぎないので腐敗菌が増えず虫が好む匂いも起きにくくなり、湿気易い土地などならできれば上に雨除けの蓋があればなお良いです。材料の分解と堆肥化は前の質問の時の回答の通りミミズや有用微細生物が行いますので過湿に成らなければ乾き気味でも別段問題はなく、容器が一杯になれば隣の置き場へ移動し、更に二か月ほど寝かせれば幼虫の住み着きにくい堆肥が出来上がります。コンポスト容器の場合も似た様な工程で。 解決法はちょっと視点を変えてみては。畑に漉き込む前のひと手間で後に悩む事はなくなります。 幼虫が混ざった堆肥に成ってしまった場合は、晴天の日を狙いビニールシートなどの上に出来るだけ薄めに広げて放置しておくだけで、通りがかりの野鳥が幼虫を見つけ満腹になる迄食べていきます。特に鳥が雛を育てている期間に行うと親鳥は何度も何度も通っては雛の所に運んでいくのでほぼ残らず取り除いてくれますよ。私の所では堆肥での話ではありませんが以前芝生の庭に畑を作るのに土を起こし根を上にして乾かしてから根から土を払ってみるとたくさんのネキリムシの幼虫が出てきて、全部で200匹くらいは出てきました。お天気の良い日だったので乾かしてから処分しようと近くのコンクリートの所に放置しておいたところ、雀が雛に与える為に何度も通って残らず持っていってくれました。農家の畑でも土起しするとたくさんの鳥が集まって来てトラクターが起こしたすぐの土内に居る虫を食べていきます。今時期でも天気の良い日で鳥が来てくれるなら鳥のエサになる物も少ないので朝堆肥を広げておけば(できれば畑以外の場所)夕方までにはもう一匹も残らないくらい綺麗に食べて行ってくれるでしょう。そしてその堆肥を畑に漉き込め幼虫が後に羽化してくることもありません。こうすれば虫が居ないので畑のネットに虫がひっかかる事もほとんどなくなるでしょう。 堆肥の作り方については書籍でおさらいされることをぜひお勧めします。同じ材料を使ってまた堆肥を作るのでも書籍を読めば前よりも改善できると思います。インターネットで覚えていくのは案外大変なので最初から分かり易く書かれている書籍から情報を得た方が楽で確実です。 大きい本屋の園芸本コーナーに、一般の人向きに解り易く書かれている「土・堆肥・肥料」について書かれた本が何冊も並び、その内容は種類やそれぞれの性質や成分、良質な堆肥の作り易い方法や、野菜栽培前の土作りや土壌改良の方法、肥料の各成分とその働きなどです。何冊かざっと読んでみて分かり易そうな写真や図解の多い本を一冊購入なさって読んでみて下さい。図書館で借りるのでは後に必要な時すぐに読み直す事が出来ないので、できればお買いになって下さい。 お住いの土地の水はけ具合や土の種類にあった栽培が出来る様に成ったり、採れる野菜が思うように育たないなら他の性質の土を混ぜての土壌改良、どの野菜にはどんな肥料の成分が特に必要かなども解り易く、農家を手伝った経験から自己流で覚えていっていた私もこの本を読んでみると目からウロコの内容がたくさんで、この本を読んでからは土や堆肥や肥料が適切に使える様に成り、良質な堆肥さえ適切に使えれば採れる野菜は市販物よりも少し小ぶりにはなるものの適度に締まって育ち化成肥料を使わず薬剤無しでもほとんど害虫は付かず(土自体は、鶏糞を混ぜて作るバーク堆肥を使っての3年間の土壌改良が成功していたので地力が強く自分では肥料自体はほとんど使っていません)、味が濃くて美味しい野菜があまり手間なく作れる様になりました。
- habataki6
- ベストアンサー率12% (1182/9781)
例えば毛虫などが発生しただけでも、葉っぱは食いつく されたり、蟻がいれば木を食いつくされ、やがて枯れて 倒れてしまいます、害虫を見かけたら駆除しないと被害 が拡大して、家まで食べられてしまいます。
お礼
いつも詳しい説明ありがとうございます。