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昔ばなし
【吉野でおうたむすめ】 松谷みよ子のむかしむかし第06巻(日本の伝説1) 編著者 松谷みよ子 出版社 講談社 この昔ばなしのあらすじを教えて下さい。 昔ばなしが読めるリンクでもかまいません。
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奈良に草花の好きなじいさまがいた。ある日、めずらしい草花をさがしに入った吉野山で道に迷い、山奥の草庵にたどりつく。そこには16,7歳の美しい娘がいて、その娘がくれた茶を飲むと、たちどころに疲れも空腹も吹っ飛び力がみなぎった。聞けば娘は名を「はる」といい、京の商家の娘で、稲荷山でわらび取りをしていたところ、粗末な衣を着た坊さんに「おいで」といわれ、どこをどう歩いたのか、いつの間にか連れてこられ、ここの庵主に預けられたのだという。じいさまは娘に懇願され、自分の息子(21歳)の嫁にもらえないだろうかと庵主に頼む。翌日、じいさまは庵主に岩山に連れて行かれ、見たこともない珍しい蘭をプレゼントされる。そして、じいさまの家にワープ。家のものに彼らの姿は見えず誰も気づかない。再びワープし吉野山にもどると、良さそうな家だったからと、娘の嫁入りを認めてもらう。じいさまは娘と奈良へ帰り、娘はいったん京の実家に戻って、あらためて奈良のじいさまの息子のもとへ嫁入りした。2年後、娘は京の実家に「近いうちに大火事があるから家財道具を避難させるように」と手紙を送った。実際、このとき天明8年の大火があった。
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ありがとうございました。 スッキリしました。