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高額療養費制度の家族合算・多数該当とは?
- 家族合算とは、高額療養費制度において、同一世帯内の家族の医療費を合算して計算することです。
- 多数該当とは、高額療養費制度の対象となる医療費が一定金額を超えた場合に適用される制度です。
- 両方の制度は併用可能であり、家族合算や多数該当の条件を満たす場合、より充実した支援を受けることができます。
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結論から先に言いますと、併用可能です。損得の差はありません。 なお、家族合算ではなく、世帯合算といいます。 同一の公的医療保険に加入する者同士を合算対象にできます。 〇〇健康保険組合の被保険者・被扶養者を合算、〇〇国民健康保険の被保険者(この場合は世帯員各々が被保険者)を合算‥‥というようなイメージになります。 さらには、介護保険に係る費用も合算できます(70歳以上)。 多数該当については、毎月毎月、その直近1年間の範囲を対象に判断してゆきます。 同一世帯(前述のように同一の公的医療保険に加入する者)について直近12か月間(当月を含める)で既に3回以上高額医療費の支給を受けている場合に、当月より先の月以降の医療費自己負担上限額が下がり、4回目から多数該当のしくみが適用されます。 ただし、途中で加入するものが変わったときは、リセットされます。 なお、そのしくみ(自己負担上限額や限度額適用証など)については健康保険(協会けんぽ、健康保険組合)でも国民健康保険でも、基本的に共通です。 直近12か月間をどうとらえるのかといった考え方や、合算のルールがかなり複雑で、また、70歳以上を境にしくみも変わるため、非常に難解な面があります。 専門職でも頭を抱える面がありますから、あなたがご自分を理解不足だと責めることはありません。 お手数をおかけしますが、ご面倒でも下記のURLを参考にして詳細を把握していただくことを強くおすすめします。 〇 高額療養費制度の適用ルール(共通)[わかりやすい] https://ganclass.jp/support/medical-cost/rule.php 〇 高額医療費制度の詳細(協会けんぽの例)[やや難解] https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31709/1945-268/
お礼
大変分かりやすいご回答をありがとうございます。URLも貼っていただきまして感謝しております。あたたかいお言葉をいただき、さらに勉強が頑張れそうです。自分のお金のことを知らなさすぎるなと、家族の為にも勉強したいという想いです。またokwebに挙げさせていただく際は、どうかよろしくお願い致します。