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料理(と言うか化学?)に詳しい人、教えてください。
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- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17774)
炎がフライパンの縁からそれ以上に伸びている事 さらにその炎が風などで油に当たっている事 油が引火可能な温度になっている事 の条件が必要かと思います。 それで火災が起こるよりもそのまま放置して油が発火点まで加熱され 自然発火して火災になる事の方が多いと思いますよ。
- sat000
- ベストアンサー率40% (324/808)
火がそのように折れ曲がることはありません。火はフライパンの縁に沿って上に上がります。 以前は天ぷらを揚げていて火事になったという報道が時折ありましたよね。あれはおそらく2つのメカニズムがあって、1つは油の蒸気が火に触れて引火する、もう1つは油が発火点まで温度上昇して発火する。ただ、発火点は370℃以上だと思うので、前者の方がおそらく可能性が高いでしょう。蒸気に引火すれば火はあっという間に蒸気の存在する範囲内に広がります。 現在のコンロは安全装置が義務付けられていて、180℃あたり以上には温度が上がらないようになっています。安全装置をON/OFFできないので不便なんですけど、まあしょうがないです。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
可能性はあります。ただし、それには条件があるのですよ。まず一つは油の温度が引火点以上の温度であること、もう一つは火種となる物の温度が着火点以上の温度であることです。 まず、油が燃えるには油が気化して空気と十分に混合されている必要があるんですが、この油が気化して空気と混ざるのに必要な温度が引火点です。そして着火点というのは空気とよく混ざって燃えやすい状態の物が燃え始める温度です。 てんぷら油などはこの引火点が髙くおおよそ300℃程度(油の種類によって異なる)なので、通常の調理をする温度では引火点に達していないため燃えだすことはありません。 この引火点や着火点には結構面白い特性があって、食用油ではありませんが、自動車の燃料などに使われるガソリンや軽油などでは、引火点はガソリンのほうが低くてー40℃程度で軽油は60℃程度です。これだけ見るとガソリンのほうが火が付きやすいように見えますが、例えば、ガソリンと軽油を容器に入れたものに、火のついた線香を放り込んだとします。この時に燃え出すの軽油のほうでガソリンには火が付かないのですよ。これは、着火点はガソリンよりも軽油のほうが低いからで、線香やタバコの火などでは軽油や灯油に火が付きますが、ガソリンには火は付かないんです。 後半は本題と離れてしまいましたが、通常の調理の温度ではてんぷら油に火が付くことはありません。ただし、てんぷらなどを揚げた際に出る揚げ玉などを鍋の上などの油きりにたくさん積んで置いたりすると、鍋の外を上がってくるガスの熱気(この温度はてんぷら油の引火点も着火点も超えています)に晒されているうちに、燃え始める温度に達して(鍋の淵や油きりの淵のほうは油より高い温度である場合がある)しまい、火が出るということはありますので、揚げ物をする際には、こまめに揚げかすを取り除いて、安全なところによけておいた方が良いかと思います。