クロロスルホン化の反応機構について
クロロスルホン酸を用いて行う、アセトアニリドのクロロスルホン化
について質問します。
さまざまな文献を引いて考察した結果、このクロロスルホン化は、
(1)…クロロスルホン酸が、三酸化硫黄と塩化水素に分解する
(2)…三酸化硫黄の硫黄原子が求電子的にアセトアニリドのパラ位と反応、
その後プロトンが反応し、スルホン化する
(3)…このAr-SO3Hと、クロロスルホン酸が反応し、
Ar-SO2-O-SO3Hが中間体として生成する
(4)…Cl-イオンがArに直接つながっているSに求核反応を起こし、
最終的にAr-SO2Clが生成する
という反応であるという結果に至りました。ちなみにこの機構は、アメリカの
とあるページでも紹介していました。
しかしこの実験のプレゼンテーションを行ったところ、(1)の部分から既に
違うという厳しい御指摘をいただきました。どうも三酸化硫黄なるものは
生成しないということです。また、この機構なら最初からクロロスルホン酸を
使わず、硫酸でスルホン化してからクロロスルホン酸を加えればいい、とも
言われました。いったいこの機構はどこが間違っているのでしょうか?
少々長くなってしまいましたが、宜しくお願い致します。
お礼
たしかにそうですね。 回答ありがとうございます!