カスコードカレントミラー回路
最初にカスコード回路において、あるトランジスタをダイオード接続する理由から復習したいのですが、これはダイオード接続によってそのトランジスタのゲートーソース電圧Vgs=ドレーンーソース電圧Vdsとする事で、トランジスタが飽和状態にあるための条件Vds≧VgsーVt(しきい値電圧)がVt≧0となり、これによってそのトランジスタはエンハンスメント型でありさえすれば、飽和状態で動作させる事ができる(逆にp型をダイオード接続する理由は飽和条件をVt≦0とする)からだと考えていますが、この点は正しいのでしょうか?
ここで疑問に思ったのですが、なぜそもそも飽和状態にする必要があるのでしょうか?飽和状態にすると、そのトランジスタを流れるドレーン電流はIds≒[{(μn)*(Cox)}/2]*{(VgsーVt)^2}*{1+(Vds/Va)}の式で算出でき、これよりドレーン電流はVgsによってほぼ決める事ができるからでしょうか?
逆にリニア領域だとIdsはドレーンーソース電圧にも大きく依存していると思います。
そしてここで写真の回路に話を移しますが、A点とM7,M8のゲートはなぜ接続されているのでしょうか?
左側p型M7とM5のソースードレーン電圧の和は、Vsd7+Vsd5=M7のソースーゲート電圧Vsg7になると思うのですが、これが何か関係しているのでしょうか?
お礼
わかりました。どうもありがとうございます。基礎の部分は自分なりにやったつもりなんですが理論は載っていても設計法を載せている教科書は少ないので苦労しています。お勧めの参考書か何かあれば教えていただきたいです。あと質問の振幅信号を見る理由のヒントだけでもいただければ幸いです。