- ベストアンサー
社長の報酬の決め方
大きな会社の社長の報酬の決め方は、だいたい分りますが、社長が1人でやっているような会社での社長の報酬は どういう決め方をされている物なのでしょうか? いろいろ有ると思いますが、一般的な事例で結構ですので 教えてください。 よろしく御願いいたします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
◆まず、前提条件として #1の回答にもありますが、役員報酬は不相応に高額な部分は損金にすることができません。その判断は「形式基準」と「実質基準」によります。 「形式基準」は、定款又は株主総会にて役員報酬の総額を定め、取締役会にて個別の役員報酬を決めますが、役員報酬がこの金額を超えている場合にはその部分は否認されます。 「実質基準」は、職務内容、法人の収益及び使用人に対する給料、同業種同規模法人の役員報酬等と比較して判断します。 (実務では「形式基準」を満たせば、経営に従事している社長の役員報酬額については、そうとやかくいわれませんが・・・) ◆社長の報酬の決め方 一般的に同族会社の場合は、生活費として最低これだけは欲しいという額を最低ラインとして、事業収支計画を立て予想利益を出し、収支がトントンになる程度の役員報酬を設定します。 法人設立から清算までの期間合計で考えると、継続して多額の利益を出していない場合においては、法人の方であまり利益を出さずに、役員報酬を増加させ、利益を吸収した方が、一般的に法人税・所得税の合計が通算で少なくて済むからです。 具体的な試算については下記でも回答させて頂いていますので宜しければ参考にしてください。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=974628
その他の回答 (4)
- rinntarou_2
- ベストアンサー率31% (32/103)
利益がほとんど出ていない超零細企業の例です。 会社の払う法人税と、社長個人が払う所得税を合わせて、税額が最も少なくなるように決めています。 ただ、前の方も言われているように、年度途中での変更は問題があるので、2決算年度でバランスが取れるように考えていますが、なかなか思った通りにはいきません(苦笑)。何とか生き延びている超零細企業では、節税も大切な手段なんですが…。 利益が出ている場合は、内部留保が多くなるように決めたほうが、いざというときの備えにもなりますし、対外的な信用も増すと思います。 個人的に資金が必要になれば、会社から社長への貸付という形を取ればよい訳ですし。 結局のところ、会社の利益がポイントになると思います。 以上ご参考までに…。
お礼
ありがとうございます。 皆さん大変参考になりました。
- syomajin
- ベストアンサー率25% (36/140)
月の報酬が1000万円を超えるような場合別でしょうが、中小零細企業は社長が勝手に決めます。取締役会などはあっても機能していませんので、代表取締役の独断です。ただ、利益が出ている場合、節税なども絡んできますので、税理士の意見は聞きます(そういえば、うちでは私の給料を決めるのは税理士です。)報酬を多めにもらって、会社が足りないときに貸し付ける。家族を役員や従業員にして、報酬を分散して個人の所得税を押さえるなど、会社の規模、家族構成、税金への考え方で違ってきます。
お礼
ありがとうございます。 皆さん大変参考になりました。
- natu77
- ベストアンサー率30% (408/1342)
おおよそ決算時に利益がたくさん出そうな場合は上げて、このままでは赤字が多すぎる~という場合下げています。 社長一人で決めないで、税理士のアドバイスによって額は決めているようです。 ただ、簡単に変更できないため、一応取締役会の議事録なんぞも作っています。 一零細企業の例ですが・・・。
お礼
ありがとうございます。 皆さん大変参考になりました。
役員報酬は、商法では、定款でその額を決めておくか、株主総会の決議で決めることとされ、税務上は 役員報酬はその役員に対する業務遂行の対価であり、原則として損金(税務上の経費)とできますが、役員賞与は、業務遂行の対価ではなく、利益処分の性格を有するため、損金の額には算入されません。 又、役員報酬が不相当に高額である場合には、その高額と認めらた部分は、損金の額に算入できず、高額かどうかは、次の「実質基準」及び「形式基準」で判定されます。http://www.rakucyaku.com/KeiriNews/SK00018 形式基準とは、定款・株主総会等ので決められている支給限度額を超えた場合は、その限度額を超える部分の額は損金に出来無いということです。 実質基準とは、その役員の職務内容や利益状況・同種事業を営む法人で事業規模が類似する法人の役員報酬の支給状況等に照らして、世間相場を超える部分は損金に出来ないということです。 以上のようなことから、一概にどの様に決めるということは出来ません。 事業計画を建ててどの程度の利益が出るか 、世間相場はどうかなどを勘案して決めることとなります。 下記のページと参考urlをご覧ください。 http://www.hatena.ne.jp/1082537030
- 参考URL:
- http://tingin.jp/3-15.htm
お礼
ありがとうございます。 皆さん大変参考になりました。
お礼
ありがとうございます。 皆さん大変参考になりました。