>神武天皇を研究する学問(2)卑弥呼を研究する学問 それぞれ何学と言いますか。
考古学・文学・宗教学でしようかね。
考古学は、あくまで「発掘結果を基にする学問」です。
文学は「古文書研究学問」です。
宗教学は「伝説伝承を研究する学問」です。
余談ですが・・・。
神武天皇は、考古学・文学では「神話の世界扱い」ですよね。
神武天皇陵も、幕末に「わが藩は、尊王だ!」と急遽増築した墳墓に過ぎません。
増築するまでは、(田んぼの中に)各辺10メートル程の丘に数個の石柱が立っているに過ぎませんからね。
が、宗教学的に言うと「存在していた」事になります。
日本書紀・古事記とは180度異なった古文書が、西日本各地の神社に残っています。
物部氏を祀っている神社の記録・古文書は、有名なんですよ。
内容は書きませんが、興味があれば本屋で探して下さい。
例えば、アマテラスとスサノウは姉弟ではない。
※出雲を平定したスサノウは、ヒミコが治める邪馬台国を攻撃(邪馬台国動乱)
例えば、物部氏はスサノウの子孫で天皇家よりもふるい家系。
※大和を支配していたスサノウの子孫(ニギハヤヒ)と宰相物部氏は、神武との戦いに敗れニギハヤヒは亡命。物部氏は引き続き神武の宰相になった。
※ニギハヤヒを祀る神社(現在は、スサノウを祀る)は、氷川神社として全国各地に存在。
色んな逸話・伝説があって、面白いですよいね。
ちなみに、反日本書紀・反古事記系文書では「邪馬台国は、九州北部」となっています。
中国の旧唐記にも「倭国は、委の奴国の事」と書いていますからね。
中国の新唐記には「倭国は、日下(ひのもと=日本)を併合し国号も奪った」と書いています。
「倭国は強国だが奴国という名を恥じてた。日下は小国。倭国は、日下に侵攻し国号も奪って日下(日本)と名乗った」
のだそうです。^^;