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南海電気鉄道、レール幅
なぜ?南海電気鉄道のレール幅は、国鉄と一致してるんですか?
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全身の南海鉄道は現存している私鉄の中では最初に開設された鉄道会社です。それ以前に開設された鉄道会社は省線と全て貨物列車を直通させるために同じ1067mmで造られました。日清戦争後多くの大手私鉄は国有化されましたが、南海鉄道は国有化対象にはなりませんでした。遠回りで省線でも既に大阪-和歌山間があったためだと言われています。 南海以外の関西大手私鉄はその後開設されたものです。関西は平野部が狭く、必然的に省線とライバル関係になることが明白だったために開設時は「軌道」として免許申請し、その後実質鉄道路線として建設しました。競合するためには標準軌の方が圧倒的に有利なことは既に知られていたので標準軌を採用したのでしょう。省線と競合になる路線なので貨物列車を直通させる必要が無かったことも起因しています。
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- y-y-y
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日本の主要な鉄道の線路幅は、JR在来線などの狭軌(1063mm)と、JR新幹線の標準軌(1435mm)が、2大の線路幅です。 JR在来線などの狭軌(1063mm)になったのは、明治初期に明治政府の鉄道政策のためです。 https://takumick.com/jrlocal-trackgauge その後、私鉄は、いろいろな線幅を採用しましたが、太平洋戦争の為に国か買い上げたり、、強制的にJRと合併されられたり、また、相互乗り入れなどの営業方針もあって、順次、JR在来線などの狭軌(1063mm)に合わせていったのです。 しかし、国の鉄道政策に影響されなかった私鉄や、太平洋戦争後の新しい私鉄は、標準軌(1435mm)を採用した様です。 狭軌(1063mm)と、標準軌(1435mm)の主な鉄道会社 http://lifeisjourney-k-s.hatenablog.com/entry/2017/12/16/173041 ------------------------ JRの新幹線のうちでも、山形新幹線と、秋田新幹線と、北海道新幹線の青函トンネルの海底トンネル部分は、在来線の列車も通るので、狭軌と標準機の「3本の線路」です。 https://www.google.com/search?q=%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A+%EF%BC%93%E7%B7%9A%E8%BB%8C%E6%9D%A1&hl=ja&sxsrf=ALeKk004iGApMchcEuQWfTNa5DifVSZgEw:1586083928975&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwj3n66Jj9HoAhVTa94KHVd4BAQQ_AUoAXoECBgQAw&biw=1147&bih=676 「青函トンネル 在来線 新幹線 共用」の3線軌条の動画です。 https://www.google.com/search?q=%E9%9D%92%E5%87%BD%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB+%E5%9C%A8%E6%9D%A5%E7%B7%9A+%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A+%E5%85%B1%E7%94%A8&sxsrf=ALeKk03xESKZyVosZ_eE82UWPCrGb8Wp2g:1586084646657&source=lnms&tbm=vid&sa=X&ved=2ahUKEwiI-snfkdHoAhWDMd4KHQ1hBXMQ_AUoA3oECAwQBQ&biw=1147&bih=676 また、首都圏や関西の私鉄にも、狭軌(1063mm)と、標準軌(1435mm)の両方の車両を保有しているので、狭軌と標準機の「3本の線路」の3線軌条の線路があります。 その私鉄の中でも、面白い3線軌条です。 http://tarouroom.blog89.fc2.com/blog-entry-1230.html