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鉄道のレールは、定期的に張り替えられているのですか?
鉄道のレールは、定期的に張り替えられているのですか? 一度敷いたら、移動するまで張り替えないんですか?
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鉄道従事員です。 一言で言うと、定期交換します。 車輪は制動をかけると車輪の回転が一時的に停止し(車輪のロックを防止する装置があるので完全に止まったままにはなりません)、そのときレールと接していた面が円形ではなく直線になります。 走っている電車の一部に、ドッドッドッドッドッドッ・・・と言う大きな音がしながら走って行く車両があったりするのに気づかれることがあるかと思います。 一部が平面になって、そういう所がたくさん出来て、丸いものが転がるのではなく、超多角形のものが線路上を転がる様になると発生するフラット音です。車輪は定期的に車庫で研磨し、元の丸い車輪に戻します。そして大きさが許容サイズ以下になると、車輪自体を交換します。 レールはと言うと、列車が走ること、ブレーキをかけることで、車輪と接触しているところやフランジ部が削れ、表面が波打ったり、角がだれたりして乗り心地が低下します。 そこで一定期間ごとに深夜作業時、レール削正車という車両で上側を削り、正常な形に戻します。しかし、これを繰り返すと大きさ自体が小さくなって行き、車両の重さや列車本数に耐えられなくなってしまいます。そこで、許容範囲から外れる前に、新しいレールと交換します。 また、レールは最初は錆びています。使って行くと車輪とすれて、車輪が通った側から光り出し、西遊的には上面全体が光ります。しかし、ブレーキの掛かり具合からすると、錆びている方が抵抗が高いので、安全面では優利です。そこで、サイズは許容範囲内のうちでも時々錆びたレールと交換してローテーションすることもかつてはありました。
その他の回答 (1)
鉄道のレールも、電車の車輪もこすれあう事で摩耗しますので定期的に交換して居ますよ。