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Field Coil の出力トランスの働き
Field Coilスピーカーユニットに付いている出力トランスの働きと、使いかたを教えて頂けますか。
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古い話ししか知りませんが、 真空管の時代(今から50年~60年前)フィールドコイル付きスピーカーがありました。 スピーカーのインピーダンスは低いので出力インピーダンスが高い真空管に直接つなぐことができず、出力トランスという部品を中間に入れて、真空管とスピーカーをつなぎました。 高いインピーダンスの真空管から低いインピーダンスのスピーカーに効率的に電力を送るためのインピーダンスマッチングの働きをするのが出力トランスです。 当時のラジオ用出力管には6Z-P1, 42 、6V6 (高級品)などがありました、それぞれのの出力インピーダンスは、およそ、11kΩ、7kΩ、5kΩです。対するスピーカーのインピーダンスは4Ωです。出力トランスはこれらの真空管に適合するように、一次側には3~4本の端子があり、ラベルがあるなら、0 - 5kΩ -7kΩ - 10kΩ と書かれていたと思います。 二次側は直接スピーカーにつながっています。 今でも真空管愛好家がいます。真空管を使用して音響アンプを作成して、音楽を鳴らします。これらの人が使用する出力トランスは、昔の出力トランスとは比較にならない高品質の製品です。 フィールドコイル付きスピーカーに取り付けられたトランスは、今では使いみちがありません。
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- Nobuta250
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Field Coilスピーカーユニットの場合、永久磁石を磁力回路に使用せず、必要に応じて電磁石で磁力を発生させるタイプの事を差します。(励磁型) 従いまして出力トランスでは無く、励磁コイルと呼ぶのが正確でしょう。 励磁コイルに流す電力に応じて磁力が変化しますので、スピーカーそのものの音質やダンピングなどに直接影響します。 ご使用に当たってはユニットに付属する回路図、取扱説明書を良く読み必要な電気回路を構成する必要があります。 かなり特種なスピーカーに分類されますので、生産メーカー、機種も少なくネットでググるのが早道だと思います。 https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=Field+Coil%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88 http://www5b.biglobe.ne.jp/~chosho/field.html 励磁コイル以外にトランスが付いているのでしたら、他の回答者の方が書いている内容が正解です。 これ以外のマッチングトランスの場合、ハイインピーダンス回路(学校の放送設備やビルの業務放送など)用の場合もあります。 スピーカー本体は概ね4~16Ω程度のインピーダンス(ローインピーダンス。家庭用、コンポ用、カーステ用、ハイファイ用など)ですので、ハイインピーダンス回路に直接接続することができません。ハイインピーダンス回路にローインピーダンスのスピーカーを接続する為に使用されるのがマッチングトランスです。業務放送用スピーカーの殆どに搭載されています。
- sirasak
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https://blog.goo.ne.jp/chikama_2006/e/a39c080e9e7bf8566b919a0a951dcfc5 記事のようにスピーカーの磁界を強力にしたりするために、現代のネオジムやフェライト永久磁石でなくて、純鉄にコイルを巻いて、専用の直流電源装置で電流を流すこだわった方式で高価になるし、常時電気をながすのはもったいないし、使いにくいので消えてしまっているようです。 OPT(アウトプットトランス)は真空管アンプなど高インピーダンス出力機器で現代の8Ωなど低インピーダンススピーカーを効率よく動作させるために使うマッチングトランスで、現代はTrアンプなどは低インピーダンス出力仕様アンプが主流なので不要で、OPTで性能が劣化するのであまり見かけません。 放送用天井スピーカーなど高インピーダンス伝送方式では、アンプが低インピーダンスの場合は逆に出力を高インピーダンスにOPTで変換して伝送し、スピーカー側にもOPTで低インピーダンスに変換して効率よくする。 使う場合は説明書に従うのが良いと思います。 私見です。
お礼
問題が解決しました。有り難う御座いました。Field Coilのユニットをもう少し追求しようと思います。 電源など勉強する事が沢山有りそうですが、頑張ってみます。