古い話ししか知りませんが、
真空管の時代(今から50年~60年前)フィールドコイル付きスピーカーがありました。
スピーカーのインピーダンスは低いので出力インピーダンスが高い真空管に直接つなぐことができず、出力トランスという部品を中間に入れて、真空管とスピーカーをつなぎました。
高いインピーダンスの真空管から低いインピーダンスのスピーカーに効率的に電力を送るためのインピーダンスマッチングの働きをするのが出力トランスです。
当時のラジオ用出力管には6Z-P1, 42 、6V6 (高級品)などがありました、それぞれのの出力インピーダンスは、およそ、11kΩ、7kΩ、5kΩです。対するスピーカーのインピーダンスは4Ωです。出力トランスはこれらの真空管に適合するように、一次側には3~4本の端子があり、ラベルがあるなら、0 - 5kΩ -7kΩ - 10kΩ と書かれていたと思います。
二次側は直接スピーカーにつながっています。
今でも真空管愛好家がいます。真空管を使用して音響アンプを作成して、音楽を鳴らします。これらの人が使用する出力トランスは、昔の出力トランスとは比較にならない高品質の製品です。
フィールドコイル付きスピーカーに取り付けられたトランスは、今では使いみちがありません。
お礼
問題が解決しました。有り難う御座いました。Field Coilのユニットをもう少し追求しようと思います。 電源など勉強する事が沢山有りそうですが、頑張ってみます。