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物理と生物
仏教はキリスト教と比べて理系色が強いんですよね? では物理と生物、どっちが仏教とより関わりがあるでしょうか?
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> なので高校で理系に進むと化学は全員必修で物理と生物を選択することになると思いますが、それで聞いたのです。 そう言う質問でしたか。でも、宗教と理系、文系の関係性は基本的には無い、と言うか科学と宗教はまずは分けて考えるべきと思います。 日本には西洋の科学とキリスト教は同時に入ってきました。明治時代には西洋の技術や科学、医学が経済、法学、文学、芸術が流れ込むことになるのですが、その時にもキリスト教のミッションと同時に入ってきて、方や仏教は廃仏毀釈運動で衰退の憂き目にあい、人々の記憶としてはキリスト教と科学は同時に埋め込まれ、仏教徒は切り離されていると思います。また当時は海外から派遣されたキリスト教の宣教師が布教と同時に医療を施すこともあり、なおさら日本人の頭の中にはキリスト教と科学の結びつきが強く記憶されたと思います。 ただ、それは時代の中で短期的に起こった出来事で、科学はビジョンとしては宗教的な視点に基づいたとしても、研究や学習に宗教的な要素を取り入れてはいけないものだと思います。 学校で学べる限り自分が興味がある科目を選択すれば良いだけだと思います。 でも経験な仏教徒だと無用な殺生はしてはいけないので、解剖実験がある様な生物は避けるべきかも知れないですね。
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- SPS700
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1。仏教はキリスト教と比べて理系色が強いんですよね? いいえ。 2。では物理と生物、どっちが仏教とより関わりがあるでしょうか? どちらとも無関係だと思います。
補足
では仏教は文系でキリスト教は理系なんでしょうか?
- koncha108
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> 仏教はキリスト教と比べて理系色が強いんですよね? それは誰が言ったことでしょう?現代物理学は元々西洋のキリスト教的発想と切ってもきれない関係で産まれたと思います。歴史的にはコペルニクスやガリレオの様に、キリスト教的な世界観を壊して罰を受けた人たちもいますが、キリスト教側が宇宙の範囲を広げることで折り合いがついたと思います。 昔物理学をかじっていましたが、その頃読んだ物理史の本には、物理学者の発想で洋の東西での違いについて記述があった記憶があります。キリスト教の影響が強い西洋では宇宙の想像主である神がつくり出すものは完全無比で調和が取れたものであるはずだと言う、根本的な意識があるのに対して、東洋の物理学は多態、変化を自由に受け入れると。ただハイゼンベルクはそうした西洋的な統一的な宇宙観を持ちながら、不確定性原理と言う物質の振る舞いは確率に従い特定することができないと言う、当時としては不完全とも思われる原理を提唱して、アインシュタインから「神はサイコロを振らない」と批判されたり、数学的に美しいとは言えない複雑な宇宙方程式を産み出したりと、必ずしもキリスト教的宇宙観に縛られてはいないことも明らかだと思います。一方でアインシュタインの統一場理論は、全治全能の神によって作られた統一された美しい宇宙がイメージされていると思います。物理学は西洋で宗教や哲学と強い影響を与え合いながら発展してきたもの。そもそも宇宙に何らかの統一性や一定の法則があると考えなければ物理学は産まれる余地がなかったでしょう。余談ですが、昨年ベストセラーになった中国のSF作家の「三体」は太陽系で成り立っている物理法則が成り立たない宇宙の話が出てきました。この発想は、キリスト教的な世界では出てこない可能性があると思います。 仏教には無限、無常、無、輪廻と言う考え方があり、これらが物理学に当てはめやすいのは確かです。一方で、ビッグバンや宇宙の外に何があるかと言う疑問に対して、キリスト教的には神を持ち出すことで深く悩まずに安心できるところもあります。ただキリスト教にせよ、仏教にせよ物理法則や原理を発想する時の動機や手がかりにはなっても、実際には理論と数式と実証を積み上げながら発展しているので、先端の物理学では宗教的な宇宙観や価値観が入り込む余地は少なくなっていると思います。 それに対して、生物学は歴史的にキリスト教と折り合いをつけるのに苦労してきたと思います。なんせ神が7000年前に6日間で世界を創りあげてアダムとイブと言う最初の人間をエデンの園に産み出し、他の生物も作り出したことになっている。このことはキリスト教の教義の中でも重要な部分で、ところが生物学を少しでも研究すると矛盾が出てきてしまう。ちょっと地層を調べれば7000年よりも古い時代の生物の化石がゴロゴロ出てくるし、人間ですらもっと古い。走行するうちに、人間はより原始的な生物から進化して出来上がったなんて言う主張が根拠を持って示される様になるとキリスト教的には穏やかではありません。それどころか産業革命が進んだ時代に動物や人体を調べるて大まかに仕組みがわかってくるとひょっとして人間って複雑な機械に過ぎないんじゃ無いかと言う人間機械論みたいなものも出てきて、神聖で精神的な要素を排除しようとする学者まで現れた。現代では遺伝子科学が体外受精が普及してやろうと思えばクローンを作ったり受精前に遺伝子を組み換えることすら可能になると、キリスト教の考えと全く相入れなくなります。ただ詳しく調べたわけでは無いのですが、ローマカトリック教会はとっくに生物学と対立することをやめて、それはそれ、これはこれで全知全能の神の思し召しには人間には理解できないところがあると非常に高いところで落とし所を作っている様に見えます。その点、仏教的な思想の中には生物学と矛盾する部分は少ないと思うし、人の前世が動物であったり、来世がまた別のものに変わったりする発想があります。 でも総じて言うと、現代の科学の成立期には宗教は大きな役割を果たしたかも知れないけれど、科学が発展した現代では関わりは弱いもので、むしろ社会や経済の状況で科学技術が盛んになるかどうかが大きく影響されると思います。
補足
以前こちらで仏教とキリスト教どっちが文系でどっちが理系か聞いたところ、キリスト教が文系で仏教が理系という回答をいただきました。 なので高校で理系に進むと化学は全員必修で物理と生物を選択することになると思いますが、それで聞いたのです。 ひょっとして仏教が文系でキリスト教が理系でしょうか? 仏教が文系の場合文系でも英語が多いコースと国語と社会が多いコースに分かれ、それぞれ2年次で物理と化学の選択があり、英語が多いコースでは3年次に古典、世界史、英語の選択、国語と社会が多いコースでは3年次に文系選択として古典と数学Bと英語の選択、理科選択で生物と地学の選択があります。 仏教が文系の場合、それぞれどのような選択をしていけばいいでしょうか? ちなみに芸術は音楽、美術、工芸、書道の中から選択ですが、どの科目を選択すればいいでしょうか?
お礼
となるとやっぱり物理ですね? どうもありがとうございます。