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「7回咲いてしぼむ花」という言い回しをご存知でしたら教えてください
「敗北を抱きしめて」ジョン・ダワ―著に「7回咲いてしぼむ花のごとく・・・」という表現があります。 実際にそのような花が存在するのか教えていただきたいのです。 またその使用例などありましたら教えてください。
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ご本のことですが、お手元にないんでしたら結構ですよ。 確信が持てないので、文脈をお聞きしたかったまでですから。 でも、正直、読んでおられないというのは意外でした。ほかの方から請われたご質問だったということですね? 「七回咲いて・・・」と言う表現は、一時いろいろと調べてみましたが、そういう「言い回し」にはめぐり合いませんでした。 ですが、(以下私の考えですが)実際に七回咲いてしぼむ花があるかどうかと言うことではなく、それは比喩であり、おそらく「蓮の花」をさしているのではないかと思います。すでに先の方が詳しく調べてくださっていますが、「蓮の花」は何日かの間咲いたりすぼんだりを繰り返しますよね。そして、仏教では、お釈迦様がいつもその上に御立ちになっているように、「悟り」を表すシンボルなのだそうです。 私は仏教徒ではないのですが、仏教の輪廻転生の思想やその背景になっているインドの神話などの中には、「七」と言う数字がしばしば出てくるそうです。一番良く知られているのが、七七日(四十九日)だと思いますが、中有に漂っている魂が七日ごとに生まれ変わり、それを七回繰り返して、新たな命に定まるのだと言うふうに聞いております。 一方で、蓮の花は「泥中の花」と呼ばれ、汚いもの省みられないものの中からそれらをを昇華して美しい花を咲かせます。それが「悟り」と呼ばれる所以でもあろうかと思いますが、私には再生のシンボルにも見えてきます。 「敗北を抱きしめて」(Embracing Defeat)と言うタイトルの中に、ダワ―氏が、日本の本当の意味での再生への思いを込められているとしたら、この蓮の花のイメージはぴったりなのではないかと思った次第でした。 いずれにしろ読んでみないとわからないことですので、いずれ私も読むつもりでおります。推測ばかりの回答で失礼いたしました。
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まだ、お答えをお探しですか? 少し、関心を抱いて、検索で調べているのですが、 こうかな?と思っていることがあるので、 よろしければ、ご本の中の、どのような文脈で、その表現が用いられているのか補足していただけませんか? 「敗北を抱きしめて」は、まだ未読ですが、読みたいと思っていた本のひとつでした(久しく失念しておりました)。 差し支えなければ、どうぞよろしくお願いいたします。
補足
ありがとうございます。 私は実際に読んではいないのですが、前後の内容は、「・・・七回咲いてしぼむ花のごとくフランスが衰退していった・・・」という感じだったと記憶しています。 確かではないので、また実際の本(手元にありませんので何日かかかってしまいますが)で正確な文章がわかりましたらまたお願いします。
- shy00
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お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。 実は図書館利用者の方に聞かれ、植物図鑑、国語辞典、ことわざ事典(国内外)いろいろ当たってはみたのですが、めぐり合えませんでした。 fieldsさんの回答を読ませて頂いて、そうかもしれないと思えました。 「敗北を抱きしめて」やっと手元に来ましたので、これから読んでみようと思います。 本当にありがとうございました。