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放物面鏡のコマ収差
物理・光学には弱い天文マニュアです。ニュートン反射望遠鏡のような放物面鏡の焦点で天体撮影をする場合中心軸が完全な星像であっても軸からずれるにしたがってコマ収差が発生し像が乱れるというのは昔からの知識で知っていました。 さて、CMOSチップで天体を撮像する時代になりましたが、この場合チップが小さければ小さいほどコマ収差の影響は受けないといえますか。それとも小さいチップはコマ収差も拡大されるので同じだといえますか? 具体的例 15cmF4ニュートン反射 大 フルサイズ 36mmx24mm 小 1/1.9 7.3mmx4.1mm
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- nananotanu
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お礼
わかりやすい丁寧な説明ありがとうとうございます。pentaxSV懐かしいです。高校生の時、兄がPentaxSPを買ってそれを借りて天文雑誌に写真が入選したことがあります。
補足
百聞は一見とはこのことですね。素晴らしい写真をありがとうございました つまりフルサイズのトリミングをすれば収差量が同じ画面を切り取れるという事ですね。 ただ銀塩時代のカメラの場合は対象によってフィルムの感度や粒状性を簡単に選択できましたがデジタルカメラは簡単にはできないわけで、その点では同じ光学系で同等の星像を求めるなら小さいチップは経済的には有利とはいえないでしょか。一般一眼レフやミラーレスに比べて天体用CMOSカメラのではまだフルサイズはダントツに高価だからです。 (もちろん感度やノイズに関する性能のスペックも重要だと思いますが、まだ不勉強で分かりません) 先日中国製の4万円台のCMOSカメラ+ヨーロッパ製のソフトウエアでたった口径15cmの反射で都会の空で系外銀河の渦巻きや15等星ががライブでPCに映し出されて気絶しそうになりました。(笑)