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「色収差」って何?

撮影旅行で日光東照宮など撮りましたが、ほぼ全部、空と建物部分、又は、雪と建物部分の境に紫色でニジミがあります。(A5では気になりませんがA3では、ほぼ全部) メーカーで聞くと「色収差」だから絞りを開放にしないで絞って使うようにして下さい。と云われました。 カメラはソニーF828でレンズはツッアイスです。 私はレンズが悪いと思いますが撮り方で直るのでしようか。

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  • ikkyu3
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回答No.9

No.6です。少し補足します。 レンズの色収差の場合としますと2種類の色収差があります。 1.光の波長の違いで光軸上の結像位置が違ってきます。 軸上色収差といい見え方としては、画面中心に色のにじみが発生しシャープネスが低下します。 これは、絞り込む事で目立たなくなります。 2.光の波長の違いで画面周辺部にいくにしたがい像倍率が違うことで起き倍率色収差といいます。 見え方としては、画角の周辺に生じる色のにじみで、シャープネスを低下させます。 これは、絞り込んでも改善されないようです。 前の方の紹介のURLの写真のような起き方ですと、少なくとも軸上色収差とはいえない気がしますので、絞ってもとれないこともあると思います。 F828はF8よりも絞ることは出来ないようですが、一眼レフ以外のデジカメはレンズが小さなために絞るほど光の回析現象で解像力が低下しますので、絞れないようになっています。 また、同じURLの文章を読んで見ますと、CCDの各ピクセルのフォトダイオードについているマイクロレンズとの関わりを疑っているようですね。 他にもツッアイスレンズの解像度が非常に高いとしますと、ローパスフィルタの設計思想とか、デジタル処理エンジンの処理の仕方なども関わる総合的なことではないでしょうか。 紫外線カットフィルタ L41が効果があるということは、ツッアイスレンズの解像度が高すぎるのかもと素人考えもしているところです。 いずれにしても不良ではなく仕様であるとのメーカーの方のコメントは、違っていないのでしょう。

tk-kubota
質問者

お礼

いろいろありがとうございました。 私も「バカ! 欠陥商品だから金返せ!」と云わないことにし、さまざま、勉強と研究してみることにします。 ありがとうございました。 今後共よろしくお願い致します。

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  • takuma_h
  • ベストアンサー率59% (435/736)
回答No.8

パープルフリンジ=反射率の高い被写体などの明るい部分に出る紫のにじみのことですね。 ちなみにF828のレンズはカールツァイス製ではないですよ。 設計製造はソニーがやってます。 カールツァイスの基準を満たしてバリオゾナーの 銘を使うことを許可されたというだけですね。 以前のメーカーサンプルや今のメーカーサンプルでも一部 画像の周辺が流れているのかな~と思えるものもありますし レンズを100%信用できないような気もします。 多くの原因がファームウェアにあるとは思いますけど。 欠陥商品というかソニーにいわせれば 「仕様の範囲内です」と言うことでしょうね(^^; 参考URLのサイトにもあるようにF4どころかF8まで絞っても これだけ紫が出てしまうのを仕様と言われて ユーザーが納得できるわけないですが。 あと一つ。 すでにEDレンズが使われているデジカメは たくさんありますよ。 オリンパスのC755UZやパナのFZ10、ニコンのCOOLPIX5700など10万を切るどころが 実売4万円台のデジカメにも使われてます。

参考URL:
http://www.dpreview.com/reviews/sonydscf828/page16.asp
tk-kubota
質問者

お礼

再度ありがとうございました。 そー その参考URLのとおりです。 それにしても「絞れ」と云ってもF8以上に絞れない!

  • takuma_h
  • ベストアンサー率59% (435/736)
回答No.7

価格.comの掲示板でもずいぶんと話題になってますが F828はこのパープルフリンジがひどい機種です。 反射率の高い被写体では絞りを絞っても出る場合があるみたいですね。 撮影の仕方で多少回避できるものの他のデジカメよりもずっと出やすくかなりひどいみたいです。 常時出るようだと不良の可能性もあるので あまりひどいならメーカーの修理センターに送った方が良いでしょうね。

tk-kubota
質問者

お礼

>F828はこのパープルフリンジがひどい機種です。 えー そのパープルフリンジって何ですか。 色収差のことですか。 やはり、欠陥商品だったのですか?

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.6

レンズの色収差については、すでに出ているような光の周波数の違いによる屈折率の違いで説明でき、レンズ設計で取り切れなかった収差は、絞りを2,3段絞ることで減らせます。 F828の場合は、これもありますが、主な原因は、これと違うと思います。 偽色または色モアレというデジタルカメラには大なり小なり生じる特有の現象です。 高画素数のデジカメができて、1画素の直径が光の波長と比べて短くなってきたために、ノイズや偽色が多く発生するようになってきました。 色モアレの原因は光の周波数的干渉で、デジカメの映像を作り出すCCDのピクセルが規則正しく並んでいると、画像上の模様が、干渉しあって、このような現象が発生すると考えられます。 これらに対しても広い意味で色収差ということもあり、対策もレンズのそれと混同するようなこともあります。 これが発生しやすいデジカメは、CCDの大きさに対してピクセル数の多い比較的新しい高画素のカメラになります。 そのため、カメラ内の画像処理エンジンで画像のぼかしなどを行ってノイズ除去を行っていますが、逆に解像力が落ちてしまい、300万画素のデジカメより200万画素の機種のほうがシャープな画を撮れるといった逆転現象も起きているようです。 F828は持っていませんが、このカメラは、最も画素が高密度のためか価格COMなどのユーザーの掲示板では、少し前になりますが、かなり有名でしたので、ご覧になってみてください。(下記URL)(パープルフリンジを検索) 対策は、紫外線カットフィルタ L41(ケンコー)が効果が有るそうです。

参考URL:
http://www.kakaku.com/bbs/Main_kakaku.asp?PrdKey=00502410413
tk-kubota
質問者

お礼

ikkyu3さんの「F828の場合は、これもありますが、主な原因は、これと違うと思います。」と云う部分ですが、実は、私はハッセルブラットを持っています。 そのカメラにはツッアイスなので絶対レンズが原因ではないと確信していました。 云われてみますとF828は830万画素と比較的画素数が多いので、一般的に云われているレンズによる色収差に限らず、複合的な原因かも知れません。 私も、「干渉」等勉強したいと思います。 ありがとうございました。

  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.5

>「色収差」って何? 赤い光と青い光とでは,レンズの焦点距離が異なるため,両方の色のピントが同時に合うことはありません。これが原因で起こる色にじみが色収差です。 > 私はレンズが悪いと思いますが撮り方で直るのでしようか。 レンズも悪いですが,撮り方でもある程度ごまかせます。 まず撮り方について。メーカーの方が言うとおり,絞り込んで(f 値を大きくして),シャッタースピードを遅くして撮れば,色収差は減ります。またこれは反則技ですが,ワイドで撮って中心部をトリミングするのも有効だと思います。 次にレンズについて。世の中には,色収差が少ない ED レンズ(超低分散レンズ)というものがあります。赤い光も青い光も同じ焦点距離を持つ,特殊な材質で作られたレンズです。これを搭載しているカメラですと,色がほとんど滲みません。ED レンズは一眼レフには既に広く浸透しており,銀塩のコンパクトカメラにも一部使用されていました。しかし,コンパクトタイプのデジカメには,まだ搭載されていないと思います。 そのうち,ED レンズを搭載したデジカメも登場すると思いますよ。「付加価値を後に残す」という販売戦略なのでしょうね。

tk-kubota
質問者

お礼

いろいろ教えていただきありがとうございました。 EDレンズ、非球面レンズなどあるようですが、 技術者も研究しているわけですね。

  • gator
  • ベストアンサー率33% (159/480)
回答No.4

他の回答の参考URLでおわかりになると思いますが、簡単に説明します。 カメラに使われいているレンズは光の屈折を利用して、光を集めます。 実際には光は複数枚のレンズを使って複雑な経路をたどりますが、 簡単のために、1枚のレンズで光を1点に集めることを考えましょう。 学校で習ったと思いますが、レンズの中央を通った光は直進、中心から 外れた所を通った光は、中心からの距離が遠いほど曲げられて、レンズの 焦点に集まります。 さて、プリズムでわかるように色によって光の曲がり方は変わります。 したがって、実はレンズで1点に集めているようでも、そうはならない のです。 話は飛びますが、天体望遠鏡でも同じ問題があり、大型の望遠鏡はレンズ の代わりに凹面鏡を利用した反射望遠鏡が使われるのも色収差の問題を 回避するためです。光の屈折ではなく、反射なら1点に集めることが できるので。 最後に、絞りを絞ることについてですが、絞ると光はレンズ全体を通るのでは なく、中心付近だけを通ることになります。中心から離れるほど、光は曲げられる わけですが、大きく曲がる所ほど、色収差は大きくなるので、中心付近であれば、 色収差の影響が少ないということです。 以上

tk-kubota
質問者

お礼

親切にわかりやすく教えていただきありがとうございました。 やはりレンズの関係なのですか。 ありがとうございました。

noname#7483
noname#7483
回答No.3

そこまで写真を大きくしたことのない素人です。 レンズは光を透過する際に光を屈折しますが、波長(色)の違いで屈折率は変わります。 ズームレンズの9群12枚のレンズ構成では特に複雑に収差が発生します。 どんなに高度な設計がしてあっても、波長によって屈折率が違う以上は多少の色収差は避けられません。 むしろ、紫だけであったのは優秀なのかもしれません。 そこで、風景では緻密な描写をするためにできるだけ絞って三脚でも使って撮るのが普通です。(色収差に限らずです) 絞り開放では広いレンズ面を透過した光を一点に集めるのに対し、絞れば狭いレンズ面を透過した光を一点に集めることになり、色収差の影響は少なくなると思われます。

tk-kubota
質問者

お礼

そうですか。 やはり多少のことはしかたのないことですか。 ありがとうございました。

  • jyasuminn
  • ベストアンサー率12% (20/157)
回答No.2

私には難しくて分からないのですが、下のサイトに詳しく書いてます。

参考URL:
http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/camera/gaz/103/
tk-kubota
質問者

お礼

参考URLの見本写真と同じです。 やはり、ある程度はしかたのないことでしようか。 ありがとうございました。

  • 12m24
  • ベストアンサー率23% (193/817)
回答No.1

 まさしく質問の現象は色収差で、光の色によって波長が異なり、さらに屈折率も異なることからできる現象です。  色収差の典型的な例は、虹やプリズムによる分光です。

参考URL:
http://www.eyelove.co.jp/know01.htm
tk-kubota
質問者

お礼

参考URLも拝見しました。 ありがとうございました。