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「菜」という字の読み方
「菜」という字の読み方は一般的に「な」や「さい」という読み方があると思います。 そこで、少し疑問に思いました。何故「菜」という字を「な」と呼ぶようになったのか? 「な」と呼ぶようになったルーツが、ネットや、文献などであれば至急教えてください
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- RikugunEiseihei
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何故「菜」という字を「な」と呼ぶようになったのか? と、お尋ねですが、実は順番が逆です。昔の日本で「な」と呼んでいた食用の植物に、中国から伝わった「菜」という字をあてはめたのです。 四番の人が回答されていますが、大昔の日本列島に住む人々は、言葉をしゃべっていましたが文字というものを使っていなかったと考えられています。古代には世界中の多くの民族が文字を使わずに言葉だけで生活していたのです。 やがて、大陸から文字が伝わってきました。つまり「漢字」です。情報を書いて記録できるので、こりゃ便利だというので人々の生活に取り入れられました。でも、中国語の文法は普及せず文字だけが普及したのは、大陸と日本列島の間に流れが急で季節によって大荒れする海が横たわっており、人的交流が非常に難しかったからのようです。 最初の頃は、漢字をアルファベットと同じように「音を表す」だけに使っていました。これを万葉仮名(まんようがな)といいます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E8%91%89%E4%BB%AE%E5%90%8D そのうちに、漢字を省略して画数を減らすことで使いやすくした「ひらがな」と「カタカナ」とが発明? されて、漢字とひらがなとカタカナとを使い分ける今日の日本語のスタイルが出来上がったわけです。 私達の祖先が話していた言葉を大和言葉(やまとことば)といいます。大和詞や倭語と表記される場合もあります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E8%A8%80%E8%91%89 「菜」を「な」と呼ぶ訓読み(くんよみ)は、やまとことばに由来しています。 「菜」を「サイ」と呼ぶ音読み(おんよみ)は、大陸の古代中国から伝来した読み方が元になっています。
- nagata2017
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日本には文字がなかった。 そこで 中国の漢字を輸入して使うようになった。 アルファベットとちがい 漢字にはそれぞれ意味があった。 その意味から 日本語にあてはめていった。 日本語の「な」に「菜」という漢字の意味がぴったりだったのでこれにした。 漢字には中国の発音もある。それも取り入れた。 それが音読みと訓読み。
ナは料理の大和言葉。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%B4 『もともと副食を「な」といい、「菜」「魚」「肴」の字をあてていた。』 サイは料理を意味する中国語。スピーカーのアイコンをクリック。 https://www.google.com/search?q=%E8%8F%9C+%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E&oq=%E8%8F%9C%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E&aqs=chrome..69i57j0l4.7472j1j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8 例:中国語で川菜とは日本語の四川料理の意味。 https://cjjc.weblio.jp/content/%E8%8F%9C
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ 「やさい」の「さい」でもありますが、「なっぱ」の「な」でもある。というダケでは? この文字を見た最初のイメージは「なのはな」ですねぇ。「菜の花」って書くし。 主に食用になる植物などで多用されますが、「菜」という文字に日本で使われていた音をあてた、というダケではありませんか? 漢字の読みかたは、本来の文字の意味から発展させた日本の発音に組み合わせた物ですから、野菜や山菜などの「さい」という発音にも、「青菜」「芥子菜」「菜っ葉」などの「な」にも用いた。って事なのでは?? 植物の分類などでは「アブラナ科」(油菜科)という表現もありますねぇ、種から油が絞りやすいという分類が元になっていますが、花が咲いて種になってからの油よりも、その前の葉等を食べる物がおおかたりしますけれど。。。キャベツとかブロッコリーも「アブラナ科」だったりします。
- g27anato
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残念ながら「菜」に関する資料の知識がないのですが、 葉物野菜のことを「な」と呼ぶ古い書物を見た記憶があります。 漢字「菜」を「な」と読んだというより、 日本語の「な」に漢字の「菜」を当てたというのが正しいかと思います。 漢字としての「菜」は、やはり「さい」と音読みするのが正しいでしょう。 「さい」と読むのは食事に関する場面が多く、 「惣菜」や「野菜」のことを「菜」の一文字で「さい」呼ぶ場合があり、 「葉物野菜」を指して「な」と呼ぶのとは別の意味で使い分けも可能なところから、 音読み、訓読みの双方が残っているのだろうと考えられます。 以上推測も加えて、参考という程度で…。