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サスペンションの違い
5リンクと3リンクは性能的にはどのように違うのでしょうか?
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3リンクも5リンクも基本的にはリジッドアクスルです。 他の方も回答しているように、3リンクはジェミニ&オペルカデットCで使われていました。 3リンク・5リンクのどちらにも共通しているのは、前後の位置決めを左右のラジアスロッド(大抵車軸の下に接続している。これで2本)、左右の位置決めをラテラルロッド(これで3本目)です。 駆動力の反力に対抗するために、3リンクではリアデフにトルクチューブという長いチューブがつながれていて、先はボディに固定されています。したがって、車軸が上下してもプロペラシャフトは上下には動きません。トルクチューブから後ろが取付部を軸にして上下に動きます。トルクチューブもサスペンションの一部としての役割を持っているのですね。 5リンクでは、駆動力の反力に対抗するために、もう1組のリンクを車軸の上に(これで5本め)設置します。リアデフはリーフスプリングの場合と同じ従来型が使えます。プロペラシャフトは車軸の上下に応じて上下に動きます。3リンクよりも低コストだったのでしょう、5リンクが普及しました。 車軸の上下に伴って動くのは、3リンクではトルクチューブより後ろの車軸だけ、5リンクはジョイントより後ろのプロペラシャフトと車軸が上下します。比較してみると、3リンクの方がバネ下重量が小さくなるので、ロードホールディングが優れている、つまり操縦性が若干優れていたのだと思います。
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- 16278211
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- FEX2053
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3リンク式サスで有名なのは「初代ジェミニ」ですね。その足回り を使ったピアッツァも3リンクでした。ZZモデルなどもあり結構 軽快に走ることで定評がありました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%99%E3%82%9E%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B 5リンクサスは、枚挙にいとまはありませんが、ジェミニとほぼ同じ サイズの車・・・ということで、AE86レビン/トレノを挙げておきま しょうか。走りに定評があることは論を待ちません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBAE86 ということで、優劣の問題ではなく、設計・味付けの問題ということ がわかると思います。ただ、最終的には5リンクの方が採用例が多かった ことは確かですけどね。
- seble
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リンクロッドが増えた方が、位置決めが正確になります。 反面、(バネ下)重量増、煽動抵抗増、コスト増、可動範囲減(の場合も) 構造複雑、メンテ増、などなどの問題も出てきます。 でも、たいていは3と5なら5リンクの方に分配が上がりますけどね。
- 2012tth
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検索とて見た。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3 リンク式サスペンション 3リンク式サスペンション ✳車軸の前後方向の位置決を行う主リンクをトレーリングアーム(トレーリングリンク) またはラジアスロッドと呼び、平面視で車台中心線に平行に、左右に一本ずつ置かれる。 これだけでは横方向(車台の左右方向)の力に対し、車軸の位置を保持できないため 「3本目のリンク」(ラテラルロッド、パナールロッド等と呼ばれることもある)を 横方向、つまり、平面視では車軸と平行で、車台中心線と直角に配置し、横からの力を 車台に伝え、車軸を支える方式である。✳ 5リンク式サスペンション ✳3リンク式の上側に前後方向の補助リンクを追加し、ラテラルロッドを含んだ5本で構成 する方法。 ✳
お礼
回答ありがとうございます。 メカニズムは分かりますが、実際の具体的な性能差について知りたかったのです。
お礼
で?