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バイクのフロントサスペンション
先日友達とバイクの話をしていたらサスペンションの話になりました。 友人が言うにはフロントサスペンションは倒立のほうがいい。と言うことでした。 しかし友人もそれがなぜかについてはそう聞いたから。としか答えてくれません。 その話の後に町で見たバイクのほとんどが正立のような気がします。 倒立のほうが性能がいいというのは本当でしょうか。 もしそうならば正立の方が多く走ってるのはなぜでしょうか。 ご回答、よろしくお願いします。
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質問のフロントサスペンションはテレスコピック型ですよね? 他にも型式はありますが、テレスコピック型で説明します。 倒立サスは正立サスに比べて剛性を大きくできるのが 最大のメリットです。 テレスコピック型で最大の力がかかるのは トップブリッジ周辺(一番上側)です。 正立型では一番上にインナーチューブ(細い側)がきます。 倒立型はテレスコピックのアウターチューブ(太い側)が きますので大きな力を支えることができ剛性が大きくなる訳です。 他にもバネ下重量の軽減による路面追従性の向上があります。 重くなれば動き難い(慣性の法則)ので当然ではありますが、、、。 デメリットは当然あります。 サスペンションで重たい部分が上に来ますので 重心位置が上がってしまうとか、 アウターチューブ(太い側)が長いので重量が大きくなりやすいとか、 サスペンション内のオイルを下からオイルシールが支える形なので 正立型に比べ耐久性が少し落ちるとか、、、。 バイクにおけるフロントサスペンションは単体の剛性よりも フレーム、リヤサスペンションなどとの総合的な剛性が、 大きく操縦性や安定性などに関係します。 トータルバランスとして正立型、倒立型を選び 適切なセッティングを施していく、ということです。 参考URLの「フロントフォークのインナーチューブについて」に 説明があります。
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- TT250SP
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#5です >効果の度合いに対して耐久性やコストが見合わない、と言うことでしょうか そうとも言えますね。 街乗り、林道レベルなら正立でじゅうぶんだし、メンテや故障の確率の高さを考えて、倒立では市販するにはコストがかかってメーカーのメリットも少ないというか。 >エンデューロレーサーと言うのがどのようなバイクかしっかりわかりませんが http://www.hidakanet.jp/2004/abouted.htm 要は耐久レースとかラリーに近いものです クローズドサーキットでは耐久レース、スプリントレースの意味合いが強くなりますし オープンエンデューロ(公道を走る) はラリーの意味合いが強く、マップなどが必要になる
お礼
再度のご回答ほんとにありがとうございます。 URL拝見させていただきました。バイクについてまたひとつ理解が増えたので非常に嬉しいです。ありがとうございました。車でもラリーは身近な外見のマシンが活躍するので好きです。エンデューロというカテゴリーにも興味がわいてきました!
- nekosogi
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日常的に普通に使うバイクなら正立のほうが良いと思います。 なぜなら倒立は乗り心地がかなり悪いです。 路面の小さなギャップなどでの跳ね返りがハンドルに直接来ます。 そのためか長時間のっているととても疲れます。 普通に走っているときにはフロントフォークの限界性能は必要ありません。 私はオフロードもサーキットも走りますが倒立フォークの性能の恩恵にあずかれるのは限界に近い場面です。 オフならジャンプの接地時、サーキットなら200キロ近いコーナーリング時です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 倒立か正立かの判断点はやはり用途ですね。nekosogi様はサーキットやオフロードもやられているとのことでそれには必要になってくるのでしょう。自分もそれぐらい攻め込んだ走りがしてみたいです。町乗りは正立ですね。
- ichi-pei
- ベストアンサー率45% (317/702)
友人がモトクロッサーの倒立サスを移植した250ccのオフ車に乗っています。 細かい事までは分かりませんが、今まで暴れていた路面を何もなかったように 難なく走破できてしまうと言っていました。 ただ、動きが良くなっている分、中のオイルの劣化は早いみたいで、こまめな メンテナンスが必要なようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 オフ車と言いますと暴れるほどの路面を走行するのですね。それをこなすためには倒立化も検討するに値するものになるかもしれません。でもそこまで手の入ったバイクならこまめなメンテナンスも煩わしさより楽しいものになるかも知れませんね(^^)
- kokusuda
- ベストアンサー率45% (135/299)
追加で解答しておきますと、市販車を倒立化するのは可能です。 車種によってはレース用など倒立フォークキットが販売されていますし、 オーリンズなどからフォーク単体で販売されていますし、 倒立型の車種からの部品流用と加工によって取り付けられます。 しかしながら、キットは安いバイクが買えるほど高価ですし、 流用と加工による取りつけも技術力が無いと困難です。 (最低限、旋盤とプレス機、ボール盤くらいは必要) 当然、フレームも含めたトータルバランスを考えた 全改造が必要になると思えますので現実的でない気がします。
お礼
追加のご回答ほんとにありがとうございます。 再度質問してしまうような形になり申し訳ありませんでした。たびたびのご丁寧なご回答感謝いたします。可能とのことですがやはり倒立化は高くつくようですね。全改造するぐらいならはじめからそれなりのスペックを持ったマシンを購入したほうがよいですね。
- TT250SP
- ベストアンサー率41% (2393/5813)
回答出尽くしてるみたいなので、個人的な意見。 剛性やバネ下重量が軽いのはいいのですが、正立と比べて、埃や、飛び石でインナーが傷つくと悲惨な結果に…。 OFF車でも倒立が一時期もてはやされましたが、公道を走るOFF車では、逆輸入車のモトクロッサーやエンデューロレーサー以外は正立に戻った。 国内販売向けOFFも同様。 街中乗ってる分にはあまり効果は気にならないレベルかと…
お礼
ご回答ありがとうございます。 効果の度合いに対して耐久性やコストが見合わない、と言うことでしょうか。それでもレーサーなどはやはり倒立なのですね。(エンデューロレーサーと言うのがどのようなバイクかしっかりわかりませんが^^;)
ん~とぉ。。。 正式な説明は専門家にお願ぃするんですけどぉ。。。。 たとぇばぁ、棒の一端を固定してぇ、反対がわに力をかけると、根元が曲がりますよねぇ? 細い棒と、太い棒ではぁ、太い方が曲がりにくいですよねぇ? 根元が太い方がぁ、剛性が高くなるんですぅ。。。 あっ、剛性っていうのは、力をかけた時にどれくらい変形するか、ってことですぅ~ バイクの前側のサスペンションは、棒の中に出たり入ったりして動くのでぇ、、、 力が掛かった時でも変形しない方がイイ感じ♪なんですぅ~~~☆ でもぉ。。。。倒立サスは、その構造上、ダンパーっていうスプリングの余分な動きを抑えるのがぁ~ カートリッジ式!っていうのになるんです~ これは、性立フォ~クに多いフローティングバルブ式っていうのよりも構造が複雑になるのでぇ。。。 値段が高くなっちゃうんです~~~(>_<) またぁ。。。 正立フォ~クのアウターチューブはアルミの鋳造品が多いんですけどぉ、 倒立フォ~クのアウターチューブは力が大きく掛かる関係でぇ、高強度のアルミ合金になるのでぇ、 またまた高くなっちゃうんですぅ~~~(>_<) それと剛性バランスもありますぅ~ フロントフォークだけ剛性が高くてもぉ。。。 車体の剛性が低ければ意味がないんですぅ~ 車体の剛性っていうのはぁ、そのバイクの乗り味に大きく関わっていてぇ、 あんまり剛性が高いと、ライダーのコントロールに対し、バイクの挙動がシビアになっちゃうんですぅ~ だからぁ、ツーリング向けのバイクのフレームはある程度のしなりを出して、 きっちりした挙動を求めるスゥーパァースポォーツはぁ、高剛性のフレームにするんですぅ~~ 単純な性能だけなら倒立の方が良いんですけどぉ。。。。 車体との剛性バランスや、乗り味も考えてぇ、そのバイクに合ったサスペンションが選ばれているんですぅ~~~~。 ある程度のしなりとサスの動きを両立させるためにぃ、正立フォークでもカートリッジ式っていうのもあります~~~~
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、バイクごとそれぞれの性格というかどのような乗り方をするのかが違うのでサスペンションに求める性能も違ってきますね。剛性が高いと挙動がシビアになるというのは、低いとフレーム自体のしなりなどによって小さなショックを吸収するから、というように捉えてよいのでしょうか。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
えっと、正式な説明は専門家の方にお願いして、、、 モトクロッサーなどは、全て倒立ですよね。 バネ下重量が軽くなると共に、サスの剛性が上がります。 (特に縮んだ時) でも、オイルもれはしやすくなります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 倒立で性能が向上するのはバネ下重量と剛性ですか。オイル漏れは、わかる気がします。上から下にたれるものですからね(^^;しかしバネ下重量と剛性なんて、重要なことばかりですね。モトクロッサーが倒立なのもうなずけます。
- beam
- ベストアンサー率24% (412/1678)
こんにちは 正式な説明はどなたかからあると思いますので、それまでの繋ぎとしての説明です(^^; 正立だと、車体その他(後輪も含めて)の影響を受けますが、倒立にすると前輪だけの影響と切り分けて対処できます、でも結局は後輪の事も考えないといけないのですが(^^;それと総重量を軽減できるメリットがあります。 町で正立が多いのは、対効果と値段を天秤に掛けてどっちを優先したかの問題ですね(^_^)v
お礼
ご回答ありがとうございます。 ナルホド。あるていど予想はしてましたがやはり 正立→コスト 倒立→性能 の面でメリットがあるのですね。市販のバイクでコストを無視することはできませんからね~
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考URL、非常に参考になりました。剛性について、またデメリットのご説明も丁寧でとてもわかりやすかったです。しかしやはり一番重要なのはトータルバランスなのですね。セッティングをするときにはkokusuda様のお言葉をしっかりと胸に刻んでバイクに挑みたいと思います。しかし市販で正立のものに倒立サスペンションをつけることはできるのでしょうか。上が太いのと下が太いのではだいぶ違うので無理なんでしょうか...