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サスペンションについて
自分の車はミニバンで、リアサスが、トーションビーム式です。 よく トーションビームは、マルチリンクより劣ると聞きますが、 何処がどのように劣るのでしょうか? (確かに見た目は格好悪いけど) ご教授を御願い致します。
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トーションビームとマルチリンクの違いについてですが、路面にタイヤが追従する方法が違います。 まず、トーションビームですが下からの力の入力にしか対応しません。それと、片側のタイヤが持ち上がった時にもう一方のタイヤは下がります。 片輪が独立した動きが出来ない事と、上下にストロークする際にタイヤ(実際は車体)が横に動き、乗り心地が悪くなるのが難点です。 しかし、構造的に安価に出来、剛性も高いため一般的に広く使われています。 次に、マルチリンクですが、3次元の力の入力に対応します。 簡単に言いますと両輪のタイヤの接地面をどのような路面状況でも変えることなく追従出来るという事です。 当然、乗り心地も良くなりタイヤのグリップ力が上がります。 しかし、いくつものアームが付いている為コストが掛かります。 実際に、一般道では両車の違いははっきりしません。 しかし、高速のワインディングロードやサーキットで違いが出ます。 その辺で車の方向性や使い方で割り切った方がいいと思います。 ちなみにF1は、ダブルウィッシュボーン(マルチリンクの基本形)を使っています。
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- 4 1/2(@1143)
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ミニバンに、トーションビーム 上物だけ付け替えて、車重や、重心位置が異なる派生車種を作っても、どうせろくな性能にならないので、ほとんど使い回して、お金の掛かる走行テストや、セッティンゲを端折って、解析だけでほとんど終わらせ、開発期間や、コストが抑えられ、性能は大したことが無いが、利益率が高い車を作ることができる。
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ご回答有り難う御座います。 開発から、製作まですべて安価ですませているみたいですね。 なるほど です。
- ms_axela
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トーションビームのデメリットは他の方の記載通りです。 コンパクトカーの場合はコスト+室内空間の確保のためにトーションビームを使う→その通りだと思います。 ただ、ミニバンでは多少事情が異なります。 ・乗り心地の悪さというネガは上に乗るキャビンの重さでかなり緩和できる。 ・運動性のネガもミニバンに求めるキャラクターという点からマルチリンクでなければ駄目という程の問題ではない。 ・トーションビームは手軽にキャビンを広く取れる。 (「手軽に」と書いたのはマルチリンクも金さえかければ広くできるので) 同クラスにマルチリンクの車種があるとして、同じ価格設定ならサスでコストが浮いた分シートを豪華にする、パワードアの動作質感を上げる、外装/内装に手を加えるなどお客様に直結した部分で還元が可能になります。 ですのでミニバンのトーションビームは好意的に捉えて良い(装備が全く一緒なら儲けらてるのかも知れませんが)と思います。
お礼
ご回答有り難う御座います。 手軽に室内を広く出来るのですね。 私の車の新型はマルチリンクですので、ちょっと悲しいです。 ですのでミニバンのトーションビームは好意的に捉えて良い ↑ こう言って頂けると嬉しいです。
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
簡単に、そして極端に言うと、タイヤが上下した時、接地面が一定(タイヤの内、外側)なのがマルチリンク。 左右のタイヤを剛結してるので、タイヤが上下に動くとき、反対側のタイヤを中心軸に動くのがトーションビーム式。 実際の走行での違いは、コーナリングでグリップ限界に近い旋回の時に「おつり」が来るのがトーションビームかな。
お礼
ご回答有り難う御座います。 簡潔でとても分かりやすいご説明ですね。 限界走行するわけではないので、気にしないように努めます。
- tomchie
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操縦安定性が劣る 乗り心地が劣る でも 普通の人には解らないかもしれないくらい 逆にメリットは安く造れる その程度の差 気にしなくて良いと思います
お礼
ご回答有り難う御座います。 サーキット走行する訳ではないので、そうかも知れませんね。 安く造れるので、結果的に車体価格も安くなる これは嬉しいですけどね。
- joshuatree
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簡単にいえば (1)トーションビームは、様々な性能とか特性を一つの部品でバランスを取らなければならないので、設計上、様々な制約を受けるため最適化は出来ないのに対して、マルチリンクは様々な性能とか特性をそれぞれ単独に決定できる、最適化できること。 (2)トーションビームはコーナリングフォースをタイヤより前方にあるピポットで受けなければならないので、パッシプトーアウトにならざるをえないのに対し、マルチリンクは前後力とかコーナリングフォースによるパッシプトー変化を自由に設定できること。 (3)トーションビームが優れている点は、バウンシングの際、トーとかキャンバー変化がないこと。室内が広くなること。 トーションビームより3リンクリジットの方が性能は出しやすいと思いますが、室内が狭くなる。フルトレーリングアームの方が室内は広くなりますが、性能は悪くなる。そのため妥協の産物としてトーションビームが生まれてきたのだと思います。 ゴルフがトーションビームを使用した際、ピポットを円錐型にしてトーアウトを防いだと言っていましたが、多少減ることがあっても、パッシプトーアウトにならざるをえないのは機構に見て当然のことです。 設計上は、マルチリンクは幾何学的に設計できるので、設計しやすいですが、トーションビームは、変形を扱うので材料力学的なアプローチで、有限要素法を用いて設計をしなければならないので、こちらの方が難しいでしょう。
お礼
ご回答有り難う御座います。 室内を広くとれる ですか。 一応 トーションビームにもメリットはあるのですね。 ちょっと 救われました。
- 4 1/2(@1143)
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マルチリンクは、柔らかいばねを使っても、リンクで力を受けて、車体姿勢を安定させる設計が可能なので、乗り心地と、走行性能を高いレベルで両立させることができますが、トーションビームでは、どうしようもないので、設計開発費も、部品代も安くつき、安かろう悪かろうの、貨物車向きのサスペンションです。 一方、マルチリンクでも、エンジンの重さや、重心位置が異なるにも係わらず、カタログスペックに載せたいが為だけに、ばねだけ変えて他車の足回りをポン付けしたような車では(カイゼンで有名な、某メーカーによく見受けられます。)、下手をするとトーションビームより劣ります。
お礼
ご回答有り難う御座います。 よく トラックと同じだ と馬鹿にされる事があります・・・ やはりそうなのですね。
- ojisan-man
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受け売りですが・・・ ●トーションビームとは、軽自動車やコンパクトカーなど、小型FF車に多く採用されるリヤサスペンション形式。 左右のトレーリングアームを、クロスビームと呼ばれる梁(はり)でつないだシンプルなサスペンション。 ●マルチリンクとは、ダブルウィッシュボーン以上の性能を実現するために、アーム類を複雑に組み合わせたサスペンションの型式で、色々なメーカーが独自の構造に挑戦している。 理想的なアライメント変化を実現できるため、乗り心地や走行性能など多くの要素を非常に高いレベルで両立する。 ただし、ダブルウィッシュボーン以上に複雑で高コストのため、採用は一部の高級車やスポーツカーなどに限られる。 だそうです。
お礼
ご回答有り難う御座います。 要するに安価ですませているみたいですね。
お礼
ご回答有り難う御座います。 とても良く それぞれのメリットが分かります。 一般走行なので、割り切って 気にしない様にします。