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ビッグスクーターのサスペンションの設定
ビッグスクーターのリア・サスペンションの設定をしようと思います。 標準値が4と言う数値なんですが、現在、3にして、少し柔らかめの設定になっています。 まだ路面の段差が響くので、今度さらに柔らかめの2にしようと思っています。 標準の4と、2の位置では、路面のクッション性以外に、 操縦性やコーナーリング性能など、何か変化がありますか? 60km/h以上で曲がりにくくなったりするでしょうか? よろしくお願いします。
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ビックスクーターのサスペンションに、減衰圧の調整はないでしょう(…有るのかもしれないけど)。 と言うことは、その標準値というのは、イニシャルの調整ですよね。 標準値というのは、メーカーの方で設定したライダーの体重で、一番具合(バランス)にバイクの挙動がなるということです。 で、その標準体重っていうのはだいたい、65キログラムだかその辺ではなかったかと。 サスペンションのセッティングについては、コレはコレでけっこう奥深くなっているので、ここで一概にコウだ!とも言い切れない のですけれど、操縦性やコーナーリング性能に影響は無くはないです。 アンチスクワッドアングルっていう言葉で色々と調べてみて下さい。 一般的には、柔らかくなるとフロントにその分余計な荷重がかかり、ハンドリングが不自然になっていくことが多いみたいです。 (ハンドルが切れているけど曲がらないアンダーステア傾向がでるようです=曲がりにくいと感じるでしょうね。) クッション性は、イニシャルを変えても変化は無いです。 チョットわかりにくいですが、バネばかりを考えてみて下さい。 バネばかりは、伸び方は一律ですよね。伸び始めはメモリが細かく切ってあって、重くなるとメモリが大きくなる!って事は ないですよね。 つまり、バネの伸び縮みの強さは、バネの長さとは関係ないです。 イニシャルは、バネの縮み始める位置が変わるだけですから。 そのために、バネによっては巻き方が一律ではないタイプのものもありますよね。 不等間隔の巻方をしているのは、初期のクッション性と縮んだ時のクッション性が少し違う…を狙っています。 今お乗りにのなって居るバイク(スクータ-)のサスペンションはどうなっているでしょう? おそらくは、等間隔のバネの巻方担っていると思いますけど…。 今の時点では、停車中に乗り降りした時にバイクの姿勢が変わるので「ああ、サス、柔くなったんだ」って印象を持ちますけど 実際は動き出すタイミングが違うだけです。 イニシャルを弱くしても、サスペンションがフルボトムするようになってしまうだけなので、乗り心地を良くしたい!という目的は 達成できないであろうし、その一方でサスペンションに負担がかかるだけではないかと思います。 したがって、乗り心地をもう少しソフトにするためには、バネのそのものを換える…というアプローチが良いと思います。
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- 19730227
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プリロードですねイニシャルとも呼ばれます 例えば1mm縮めるのに5kgのチカラが必要なバネとした場合そのバネを実際車体に組み付けた時1cm縮めた状態とします すると初めから50kgの荷重が掛かっているので50kg以上の重さが掛からないとバネは全く動かない訳です コレを更に2mm縮めて設定した場合60kgから動き出す設定となります バネの縮める量とチカラ(重さ)は比例します これはコーナリングのみならずトラクションにも影響します
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なるほど。 そのような原理なんですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
乗り心地にはあまり貢献しないんですね。 バネを変えるのは難しい選択なので、 メーカー規定値を参考に調節します。 詳細な解説をありがとうございました。