ラグビーの2人いるポジションの役割の違いについて
質問させて頂きます。ラグビーにお詳しい方、どうぞよろしくお願いします。
同じポジション名で、同じ名前のポジションに2人の人がいるのは、
プロップ、ロック、フランカー、センター、ウイングとなります。
5つのポジションの違いを教えてください。
(1)プロップ
このポジションは、5つのポジションの中で一番違いが分かっているつもりでしたが、
疑問が生じてきました。
3番プロップは、最前線で両肩で相手を押すことが出来るので、
FWの中では身長が低く、最重量で力のある人が向いていると思います。
スクラムでは、3番プロップがエースだとも言えると思います。
1番プロップは3番プロップにはかなわないが、プロップ向きの選手が配置されるはずです。
ここで1番プロップは敵の3番プロップの強烈な力に右肩一つで対抗しなければならないので、
もしこの人が左利きだったらどうするのかという疑問がわきました。
左利きだから、例えばフッカーやフランカーに回ってくれという話になるのか、
左利きでも練習次第で矯正すれば何とでもなるから、やはり1番プロップをやってくれ
という話になるのかという疑問です。
(2)ロック
4番も5番も、ラインアウトのターゲットになるので長身が望ましいポジションです。
5番ロックは、3番プロップの後方に配置され、しかもフランカーと異なってロックの選手は
両肩でスクラムを押せるため、4番ロックより重量やパワーが要求されると思います。
とすると、4番ロックの主な役割は何になるのかということがわかりません。
(3)フランカー
背番号通りの配置で行けば、左フランカーが6番、右フランカーが7番になります。
プロップの所で、利き腕の話をしましたが、フランカーは片腕でしかスクラムを押せないので、
6番は右利き、7番は左利きが優利ということになります。
一方、現代ラグビーではフランカーはオープンサイドを専門とする選手、
ブラインドサイドを専門とする選手で左右の交代がよく行われています。
スクラムを押す力を重視しないなら、
フランカーに利き腕はあまり関係ないということになりますよね。
ラグビーではブラインドサイドより、オープンサイドからの攻撃が多いので、
1番手フランカーがオープンサイドに回り、
2番手フランカーがブラインドサイドに回りそうです。
しかし、守備の時、オープンサイドには味方は多いですが、
ブラインドサイドには、フランカー、ウイング、(フルバック)
しかディフェンスの人がいない状況が生じます。
ここでブラインドサイドのフランカーの力量が弱いことが敵チームにばれた場合、
敵は、徹底的にブラインドサイドを突く攻撃をしてきます。
そう考えると、軽率に2番手フランカーをブラインドサイドに、
とは言えないなあと思いました。どういう基準でフランカーの左右入れ替えを行っているのか
わかりません。
(4)センター
背番号通り行くと、左センターが12番、右センターが13番です。
現代ラグビーでは、12番が常にインサイドセンターとして、スタンドオフに近い役割を、
13番がアウトサイドセンターとして、ウイングに近い役割をするそうです。
私が気付いている以外で、他に12番と13番の違いってありますか?
また、13番センターがインサイドセンターをして、12番がアウトサイドセンターをしても、
ルール上何も問題はないはずですが、12番をインサイド、13番をアウトサイドに
しているチームがほとんどです。この12番がインサイドというのは、
何か慣習的なものがあるのでしょうか?12番という数字が10番に近いからでしょうか?
(5)ウイング
上で利き腕の話をしましたが、今度は11番ウイングと14番ウイングで、
どっちの利き足の方がキックしやすいというのはありますか?
また、背番号通りいくと左ウイングが11番、右ウイングが14番になりますが、
フランカーのように、オープンサイドとブラインドサイドで入れ替えることはありますか?
(フランカーと違って、ポジションチェンジに二人ともかなり走らねばならないが)
野球で、見た目はセカンドとショートって似たようなポジションに見えますが、
実際やってみると、動きが逆になるのでそれぞれの専門の選手は、
もう一つのポジションへのポジション変更を基本的に嫌がります。
11番も14番も逆のポジションへの入れ替えを嫌がるということはあるのでしょうか?
また、素人目には14番より11番の方がトライをとる印象があって、
一番手ウイングを11番に、二番手ウイングを14番に置くのかなと思ってしまいます。
両者の力量に差はあるのでしょうか?
長文になって大変失礼しました。
ラグビーに詳しい方、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
お礼
みんなありがとう