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受験数学は役に立つのか?

 表題のとおりの質問なのですが、私は断じて「高校の数学」、すなわちベクトルや基本的な関数の知識、微積分といった概念が役立たないのではと考えている訳ではございません。数学の必要性を説く人は大抵、科学技術や経済学がこうした数学的知識によって支えられていること、数学を学ぶことでこうした世界の素養や論理的思考力を身につけられることを根拠としています。そういった主張に関しては説得力を感じます。  しかし、受験で必要な数学となるとどうでしょうか。ここでいう受験数学とは、チャート式や1対1対応の数学といった問題集の解法を暗記し、入試で出題されるいわゆる典型問題は「見た瞬間に解法が思い浮かぶ」ようにするような、そういう勉強のことを指しています。そして、ある程度「偏差値」が高い大学を受験するとなると、こうした勉強に少なくないリソースを割く必要が出てくるのでしょう。  この意味での「受験数学」を学ぶことの意義について言及されている方はあまりにも少ないのでこの質問をいたしました。

みんなの回答

  • hiodraiu
  • ベストアンサー率15% (451/2846)
回答No.2

社会に出てからの勉強は、目の前の課題を解決するための勉強です。課題を解決したあとは大して役に立たないことも多く、忘れ去られることもあります。 学校で学ぶのは目の前の問題を解決するものではなく、それらのベースとなる知識を得るためのものです。 前者を社会人型勉強、後者を学生型勉強と定義したならば。 受験勉強とは、受験という課題をパスするためのもので、社会人型勉強に分類できると思います。 御質問されている受験数学が役に立つのかに対する回答は「受験のときに役に立つ」になります。

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  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1165/9209)
回答No.1

数学に限らず受験では高得点を得ることが目標ですから、同じことは世界史でも現代国語でもいえます。受験数学の数学をほかの科目に置き換えて改めて考えてみるといいのかなと思いました。受験がなかったら高校で受ける授業内容のほとんどは未消化のままになってしまうのかもしれません。この意味で受験は高校教科の総復習とも言えて、我が国の知的水準を多少なりとも向上させているのではないでしょうか。

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