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東大受験について
春から高3になる県立高生です。 先日志望校を筑波の社会から東大文IIIにあげました 今は東大はD判定です。 期末テストが終わり次第受験勉強に本格的に入ろうと思うのですが 何からやればいいのでしょうか?? 数学は青チャートがあるのでひたすら理解して解法暗記にいきたいと思ってます
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- snaporaz
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まずタイムスケールの話。 ほぼすべての東大受験生は、東大模試に照準を合わせて学習します。母集団の質も出題の質量とも、その他の模試が遊びに見えるほど本番に近いからです。それで東大受験生の中での位置づけを知り、弱点を把握し強化して本番に臨みます。まずは夏の東大模試です。予備校各社の看板ともいうべき冠模試なので、威信をかけた内容になっています。どの時期にいくつ受けられるかは調べてみてください。 次に、注力すべきことを考えます。もちろん全教科を引き上げなければなりませんが、「あぶはちとらず」にならないように、節目ごとに強化ポイントを決めておくとやりやすいと思います。東大模試までまだ間があるので、そのあいだにその前哨戦としての模試をいくつか受けるつもりで、それをターゲットにします。 あなたの場合はひとつは明白で「追加する地歴」でしょう。夏までに地歴をもうひとつなんとか形にしておかないと「白紙答案」になってしまいます。では地歴のほかに何に比重をおくか。それを決めるために、まず、センターの過去問を一年分、英国数だけ解いてみましょう。どんなにひどくてもいま7割くらいは解けなければ東大シフト自体が計画倒れに終わる可能性があります。東大二次の予想スコアもだいたいこれに連動してくるでしょう。 国語は二次では差がつかないのでとりあえず置いておいて、センター英数のうち、点数の悪いほうの科目を優先注力するのがいいでしょう。センター対策という狭い意味ではありません。 で、それを踏まえて東大過去問を今のうちに一年分眺めて、できれば解いてみましょう。文系の場合は地歴を除きセンターと範囲がほぼ重なるので、全く手が動かないということもないはずです。これで6割弱くらいとらねば文系では受からない、ということを肝に銘じます。自己採点ではもっと取れる気がするかもしれませんが、とれないものです。 英語は半分プラス1割、数学は半分マイナス1割、くらいのレンジに文系の標準(受験者平均)が収まると考えていいと思います。英数のどちらかをそこから上乗せしてコンスタントな得点源にできないと、東大は文理にかかわらず苦しくなります。国語はよほど苦手でない限りはどんなに頑張っても半分が関の山、と考えておきます。 出題の質感と分量は地歴を含めてこれで把握し、東大やセンターの過去問はいったん忘れて学習を進めてください。何からでも構いません。まずは始めること、あとはやりながら組み立てていきます。やりながら初めて見えてくるものがあるので。
- negaspiral
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とりあえず、「数学は解法暗記」とありますが、単に暗記をするのではなく、「解答の過程」をすべて理解し、わからない所はないようにしてください。 「なんでここでこうなるのかわからないけど解答がこう言っているから覚えておこう」というレベルでは合格レベルにはとても到達できません。 また、教科書で証明が出されている定理については、いつでもその定理を導き出せるくらいに理解しておいた方がいいでしょう。過去にそのような問題が出された例もあります(確か98年度ぐらいだったかな?) 数学と並んで(あるいは数学以上に)勉強を早くから始めて欲しいのは英語です。 東大英語の分量は非常に多く、試験時間内に全問回答するためにはかなりの速読力が必要になります。 また、リスニングの占める比重も多いので、聴解も早くから取り組む必要があります。 早くから速読力を鍛えるよう、英語にもかなりの時間を割きましょう。 国語に関しては、現代文はともかく、古典については漢文も出題されるので、漢文も含めてトータルに基礎を徹底的に作っておきましょう。 進路変更された方にとって盲点となりやすいのは、地歴。 東大文系では地歴が2科目課されます。おそらく入試制度については確認されているとは思いますが、もし知らなくてまだ全く手をつけてない場合には、早急に取り組み始めてください。 2科目目については自分の興味・関心に応じて選ぶといいでしょう。いずれにしても、かなり量が多く、また東大で求められるレベルもかなり高いので、こちらもかなりの時間を割く必要があると思われます。 全般的に、試験問題は難しいながらも「難問」と呼ばれる問題は少なく、きちんと基礎から勉強していれば太刀打ちできる問題は多いです。基礎を大事に、コツコツとやっていきましょう。